第7回 【小関順二のドラフト指名予想】横浜DeNAベイスターズ「来季、優勝を目指すにはどんな選手を指名するべきか?」2016年10月18日

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【目次】
[1] 主要リリーフをどれだけ整備できるかが来年のテーマ
[2] ケガがあったとはいえ、田中正義は無視できない

横浜DeNAベイスターズ 今季戦績

 143試合 69勝71敗3分 勝率.493 セ・リーグ3位

主要リリーフをどれだけ整備できるかが来年のテーマ

三上 朋也(横浜DeNAベイスターズ)

■課題

 05年以来、11年ぶりのAクラス(3位)に到達、クライマックスシリーズでは2位の巨人を破ってファイナルステージに出場した。打率.249(リーグ4位)、本塁打140(2位)、得点572(3位)のチーム打撃成績に比べ、投手成績は防御率3.76(5位)、失点588(5位)、被本塁打143(5位)とよくない。先発は11勝した山口 俊を筆頭に井納 翔一、石田 健大今永 昇太が噛み合ってローテーションを構成したが、苦しんだのがリリーフ陣。

 守護神の山﨑 康晃、中継ぎ陣の三上 朋也、須田 幸太田中 健二朗、ザガースキー、熊原 健人の防御率は合計して3.33。優勝チームの広島リリーフ陣は中崎 翔太、ジャクソン、一岡 竜司が防御率1点台を記録しているのに対して、DeNAの主要リリーフ陣は0人。山崎3.59、ザガースキー4.96、熊原4.97で、田中、須田、三上は2点台中盤である。これをどう整備するのか、来季覇権を握るための最大テーマである。

■過去の指名選手の状況

 過去2年の指名選手がチームの中心勢力になっている。2014年が1位山﨑 康晃(投手)、2位石田 健大(投手)、3位倉本 寿彦(遊撃手)、15年が1位今永 昇太(投手)、2位熊原 健人(投手)、4位戸柱 恭孝(捕手)という顔ぶれである。たった2回のドラフトでチームの印象ががらりと変わる、その手ごたえが重要である。

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プロフィール

小関 順二
小関 順二
  • 出身地:神奈川県横須賀市生まれ。
  • ■ プロ野球のドラフト(新人補強)戦略の重要性に初めて着目し、野球メディアに「ドラフト」というカテゴリーを確立した。ストップウオッチを使った打者走者の各塁走塁、捕手の二塁スローイングなど各種タイムを紹介したのも初めてで、現在は当たり前のように各種メディアで「1.8秒台の強肩捕手」、「一塁到達3.9秒台の俊足」という表現が使われている。
  • ■ 主な著書に『プロ野球問題だらけの12球団』(年度版・草思社)、『プロ野球スカウティング・レポート』(年度版・廣済堂あかつき)、『ドラフト物語』(廣済堂あかつき)、『野球力』(講談社+α新書)、『プロ野球サムライたち』(文春新書)などがある。
  • ベースボールファン(有料コラム)では、「野球を歩く」を寄稿、野球ファン必見の野球歴史コラムを配信している。 
  • 小関順二公式ブログ

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