第2回 直前!2012年ドラフト候補特集(大学生・野手編)2012年10月18日

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直前!2012年ドラフト候補特集(大学生・投手編)
直前!2012年ドラフト候補特集(高校生・野手編)
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大学生野手の上位候補は杉山翔大、白崎浩之、伏見寅威

杉山翔大(早稲田大)

 続いて野手である。まず、ドラフト上位候補。3位以内に入る選手を上位候補と位置付けた場合、ドラフト上位候補で、杉山翔大(早稲田大)、白崎浩之(駒澤大)、伏見寅威(東海大)の3人だ。

 杉山は今年の大学生NO.1スラッガー。今年は春秋のリーグ戦で既に7本塁打。大学選手権決勝でも東浜巨(亜細亜大)から本塁打を放った。打者としての潜在能力の高さは下級生の頃から際立っていたが、ようやくその潜在能力を爆発させている。

 ポジションは一塁手だが、元捕手。スローイングタイム1.9秒台を計測していた地肩の強さ、一塁の塁間タイムを4.0秒~4.3秒(右打者の基準は4.6秒)で駆け抜ける脚力の高さ、身体能力の高さは今年の大学球界でもトップクラスであり、彼の打力を活かして外野手へコンバートすることも十分考えられる。

 白崎も杉山と同じようにこの1年で打撃開花した逸材。身体能力は高く、嵌った時は右中間方向にも強い打球を飛ばせる選手だったが、確実性を欠き、脆さが欠点であった。ただひと冬超えて急成長。タイミングの取り方が良くなり、バットの出もスムーズになり、技術的な成長が見られた。この1年は遊撃を守っているが、プロでは三塁・外野手としての起用になりそうだ。

 伏見は菅野智之(東海大)と組んできた大型捕手で、外れ1位、あるいは2位以上と噂される。現在、捕手の人材は圧倒的に少なく、彼の価値はここにきてかなり高騰している。菅野の球に対してもミットがぶれない安定したキャッチングの良さがあり、菅野の力を最大限に発揮したといってもいいだろう。捕手として打力があり、春までリーグ戦で通算74安打6本塁打。そしてこの秋も打率.333と好調を維持している。

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杉山 翔大(東総工) 【選手名鑑】
伏見 寅威(東海大四) 【選手名鑑】

プロフィール

河嶋宗一
編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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