第5回 先取り!2013年ドラフト候補特集(大学生編)2012年11月14日

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【目次】
[1] 来年の目玉は剛腕・大瀬良大地(九州共立大学)が筆頭!
[2] 大学生捕手が豊作の年に!最速1.9秒台のスローイングと強打に注目

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来年の目玉は剛腕・大瀬良大地(九州共立大学)が筆頭!



▲大瀬良 大地(九州共立大学)

 来年の大学生は東都、六大学ではなく、地方大学の投手が目玉になる珍しい年だ。大学生の右投手では大瀬良 大地(九州共立大)が筆頭だろう。高校時代は長崎日大のエースとして菊池 雄星(花巻東-埼玉西武)と投げ合った剛腕。順調に素質を伸ばしてきた。速球は常時150キロ前後を計測。去年で常時150キロ前後を出す投手は一人もいなかった。そして140キロ前後の高速スライダーを持ち併せ、圧倒的な成績を残す。最終学年ではさらにレベルアップした投球を見せ、NO.1ピッチャーと大学日本一を目指したい。

久里亜蓮(亜細亜大)

 他では慶應義塾大の白村 明弘、亜細亜大の九里 亜蓮、青山学院大の齋藤 英輔の3人がドラフト上位候補にあがるだろう。

 白村は空振りを奪える本格派投手。常時140キロ後半の速球は本当に素晴らしい伸びをいせている。私が見た明大戦で6回まで11奪三振。うちストレートの空振り三振が9個。
 秋のリーグ戦では47.2回を投げて51奪三振と三振を奪える右投手として彼も上位候補に入るだろう。あとはシーズン通して安定したピッチングを披露できるか。

 九里は今秋、シーズン1位となる防御率0.70を記録。彼は145キロ前後の速球に、スライダー、フォーク、カーブをコントロール良く投げ分ける完成度の高さを誇る。来年1年間もこの秋のような投球を続けていけば、ドラフト上位候補に入る投手であることは間違いないだろう。

 齋藤は青森山田時代から速球派右腕として注目されていた剛腕投手。2年春に常時150キロ台を計測。一躍、東都屈指の速球派右腕に名乗り出た。その後は先発として定着。140キロ台後半の速球、キレのあるスライダー、フォークが武器。

 大学生左腕で上位候補に挙がるのは渡辺 圭(東海大)、西宮悠介(横浜商科大)、岩貞祐太(横浜商科大)の3人が筆頭になりそうだ。

 渡辺圭は東海大甲府時代からドラフト候補として注目されてきた本格派左腕。171センチと小柄ながら最速146キロのストレート、キレのあるスライダーをコンビネーションに、三振を奪う投球が光る。細かな制球力を磨き、何か武器となる変化球を一つ見出すと、さらに評価を上げていきそうだ。西宮は荒削りながらも、最速148キロを計測する。細かな制球力はなく、微妙に動く直球、曲がりの大きいスライダーを武器にする。制球力を磨いていきたい。岩貞は左サイド気味のフォームから常時140キロ中盤の速球、2種類のスライダー、シュートで横の変化で勝負する左腕だ。

 投手ではドラフト上位候補確実!という投手は見当たらないが、来年のリーグ戦、大学選手権のアピール次第では指名候補となる投手は多い。

 投手としては最速149キロ、打者としてはこの秋、リーグ3位の打率.352、リーグ1位の18安打を記録した岡 大海(明治大)。最速145キロの速球、スライダーを売りとする 右スリークォーターから145キロ前後の速球で空振りを奪う杉浦 稔大(國學院大)、右サイドからキレのあるスライダー、シュートでゴロを打たせる投球を得意とする船本 一樹(法政大)、花巻東時代は菊池 雄星の二番手投手として活躍した145キロ右腕・猿川 拓朗(東海大)、140キロ中盤の速球ながら、キレのあるスライダーをコントロール良く投げ分ける萩原 大起(愛知学院大)、2年春に大学選手権に出場し、145キロ級の速球と縦に鋭く落ちるスライダーを武器にする140キロ後半の速球を投げる高野 圭佑(四国学院大)が候補となるだろう。

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。

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