安樂 智大(3年)
済美
ドラフト2014 ドラフト候補選手名鑑(大学生)
- 短評
- 観戦コラムから抜粋
3回表、中部学院大は二死二塁で野間に打席が回った。カウント2-2からの6球目だった。低めのスライダーを捉え、中前安打。見事なセンター返しである。これで適時打になるかと思われたが、センターの江越が魅せた。
高校時代、投手では140キロ台の速球を投げ込んでいた江越。バックホームした返球はダイレクトでキャッチャーミットに収った。放物線を描きながらも、内野手が本塁へ投げるような速度だった。クロスプレーになることなく、走者を挟んでのアウト。プロでもトップクラスと思わせる素晴らしい返球だった。
そして江越は足でも魅せる。4回表、四球で出塁した江越は盗塁を決める。江越は「相手投手(斎藤)のフォームを見て、走れそうだと思ったので」と見事に斎藤の隙を逃さずに走った。
この選手の武器は走塁技術、自慢の強肩、長打力ですが、この大会は対応力に課題を残す結果となりました。 - 情報提供・文:2014.11.21 河嶋 宗一
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