四国アイランドリーグを100倍楽しむコラム

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第1回 「四国アイランドリーグplus」って、どんなリーグ?2013年03月30日

【目次】
[1]野球独立リーグの歴史を振り返る
[2]「完全燃焼男」が四国に降り立ち、独立リーグの礎築く

「完全燃焼男」が四国に降り立ち、独立リーグの礎築く

 長嶋茂雄・王貞治を中心とした巨人V9黄金時代。ロッテ・阪急・広島・ヤクルトと日本一が移ろいでいく戦国時代。そして広岡達朗・森祇晶両監督によって築き上げられた西武ライオンズ黄金時代、そして、PL学園高での盟友から巨人・西武でのライバルへと劇的な変化を遂げた桑田真澄、清原和博の時代・・・。

 そして昭和から平成へと時代は流れ、2002年FIFA・W杯日本・韓国共催などを経て、この日本における「キング・オブ・スポーツ」野球の根幹がやや揺らいできた2004年(平成16年)初夏。遊撃手・三塁手として鳴らした現役時代は「完全燃焼」をキャッチフレーズに、黄金時代の西武ライオンズを力強く牽引した若大将が、日本に新たなる独立リーグを創設すべく四国の地に降り立ちました。

四国アイランドリーグplus 鍵山誠CEO

 男の名は元・オリックス監督の石毛宏典氏(現:解説者、愛媛MPシニアアドバイザー)。その設立動機などについては石毛氏の著書『石毛宏典の「独立リーグ」奮闘記』(アトラス出版・刊)に詳しく書かれていますが、背表紙に書かれている一文が、石毛氏の想いを端的に言い表しています。

 「かつては社会人野球として企業が支えた役割を、今は独立リーグとして地域が支える時代になったのではないか」

 判りやすく言い換えれば「野球に熱い四国地域の皆さんにご協力を得て、NPBのみならず、日本野球を支える人材を輩出する」。これこそが四国アイランドリーグ(当時名称)創設の意義であり、2005年4月29日・坊ちゃんスタジアム(愛媛県松山市)でのリーグ開幕戦以来、今も脈々と続く指針です。

 その趣意に賛同し、開幕当初からリーグに参画。2008年には石毛氏からコミッショナー職を引き継ぎ、現在CEOを務める鍵山誠氏(運営会社:株式会社IBLJ代表取締役社長)も四国アイランドリーグplusの存在価値をこう語っています。

 「このリーグは未来へのチャンスをつかむ場所。もちろんそれは狭き門ではあるけれども、日本ではこのような場所は少ないし、ずっとある方がいいと思っています」

 野球に打ち込む若者が夢をつかむ場所~それが四国アイランドリーグplusなのです。

(文・寺下 友徳

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