第6回 福井ミラクルエレファンツ シーズン展望2013年04月13日
【目次】
[1]昨年度リーグ戦成績/投手陣の課題は先発陣の底上げ
[2]足とアベレージを武器とする野手陣
足とアベレージを武器とする野手陣

福井ミラクルエレファンツ 石橋拓也選手
野手ではチーム首位打者だった西川拓喜がオリックスに入団。足、アベレージを武器にする選手が多い。キーマンとして期待したいのは西川に続く打率.299をマークした石橋拓也、昨年チームトップの30盗塁を記録した金森将平、群馬ダイヤモンドペガサスから途中移籍し、勝負強い打撃が持ち味の小林恭兵が中心となりそうだ。
石橋はさらなる打率向上。金森は警戒される中でも盗塁が出来る選手へ、小林は盗塁と打点の上積みを見せたい。
新人野手では森田克也に注目。森田は愛知学院大時代に神宮大会準優勝を経験。2012年の大学選手権では6番指名打者として出場し、パンチ力ある打撃が首脳陣の目が留まった。レギュラーの座を獲得し、まず1年間戦力として活躍できるか注目だ。
スラッガータイプ不足の中で、頼もしいのがオリックスから派遣選手の稲倉 大輝。オリックス期待の和製大砲で、長打力に期待がかかるところ。与えられたチャンスで、恵まれた長打力を伸ばし、スラッガーとして一皮むけるか大いに注目したい。
福井・酒井監督は投打ともにバランスがとれたチームと評価する。BCリーグチャンピオンシップ優勝を果たすためには選手たちが最低限、昨年以上の成績を残すことがノルマになる。