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第10回 信濃グランセローズ シーズン展望2013年04月26日

 4月13日(土)、7シーズン目となるリーグ開幕を迎えたBCリーグ(ベースボール・チャレンジ・リーグ)。 昨年は前後期とも2位に終わり、今年は上信越地区優勝を目指す信濃グランセローズのシーズン展望をお送りします。

【目次】
[1]昨年度リーグ戦成績/外国人左腕コンビに期待
[2]井領、新村、宮澤の20代前半トリオに注目

昨年度リーグ戦成績

前期 19勝17敗(上信越地区2位)
後期 16勝18敗(上信越地区2位)

外国人左腕コンビに期待

信濃グランセローズ 杉山慎 投手

 昨年は前後期とも2位に終わった信濃グランセローズ。今年は上信越地区優勝を目指し、年間優勝を果たしたい。

 投手陣の中心は杉山 慎。昨年は8勝8敗とタイに終わったが、135.2イニングを投げており、イニングを計算出来る貴重な存在。開幕投手を務め、勝ち星をあげた。今年はエースとして二桁勝利を最低限のノルマとしてチームに貢献したい。杉山と同じくローテーションとして期待されるのが昨年7勝9敗をあげたカルロス。ポリンとブランドンの新外国人左腕コンビ。ブランドンは昨年まで横浜DeNAに在籍。NPB復帰を目指して、今年も日本でプレーする。信濃にとっては数少ないローテーション候補なだけに調子を上げて、フル回転を期待したい。

 中継ぎ陣では有望な若手右腕2人がスタンバイしている。まずは甲斐 拓哉。高校時代は140キロ後半の豪速球を投げる豪腕として、注目を浴び、2008年ドラフト1位でオリックスに入団したが、伸び悩み、昨年戦力外通告を受けた。

 まだ22歳。可能性のある甲斐に信濃は賭けた。高校以来の長野に戻った甲斐は中継ぎとして2試合に登板し、無失点に抑えている。輝きを取り戻す事ができるか。

 もう一人は柴田 健斗。昨年までクラブチームのエディオン愛工大OB BLITZに在籍。最速148キロの速球を投げる右腕として社会人1年目に広島東洋カープの入団テストを受験し、合格。ただ合格した当時は大卒1年目で、規定により指名ができなかった。その後もマークをしていた球団もあったが、指名に至らなかった。昨年エディオンを退団し、信濃に入団したということは今年こそプロ入りという意気込みで臨んだのだろう。現在、中継ぎとして2試合に登板し無失点。甲斐と共にフル回転し、念願のNPB入りを決めるか注目したい。

 抑えは昨年最優秀防御率に輝いた篠田 朗樹。武蔵大時代はHONDAに所属する永井 剛につぐ二番手投手。球速も130キロ前半ぐらいと平均的な左腕だったが、BCリーグ入りしてから急成長。持ち味である制球力を武器に抑えに定着。18セーブ、防御率1.25、四死球率1.25と抜群の安定感を示した。昨年は57.2回を投げて規定投球回である57回にギリギリ達し、最優秀防御率を獲得した。今年もクローザーとしてチームの勝利に貢献する。


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