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第6回 【四国IL plus 2015北米遠征】 これぞ日本野球!「四国アイランドリーグplus ALLSTARS」3戦目でキャンナムリーグ初勝利!!(対ニュージャージー・ジャッカルズ 交流戦第3戦)2015年06月15日

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初勝利を挙げた四国アイランドリーグplus ALL STARS

持ち味発揮し、キャンナムリーグ初勝利!

 現在、創設11年目にして初の海外遠征となる北米遠征参加中の「四国アイランドリーグplus ALL STARS」。
その根幹を成す北米独立リーグで3本の指に入る強豪リーグ「カナディアン・アメリカンリーグ(以下、キャンナムリーグ)」公式交流戦第3戦・ニュージャージー・ジャッカルズ戦が現地時間6月14日(日)14:05(日本時間6月15日(日)3:05)より、アメリカニュージャージー州のモンクレアにある「ヨギ・ベラ・スタジアム」で行われた。

 

 今日こそは連敗を止めたい「四国アイランドリーグplus ALL STARS」。まずは先発のドリュー・ネイラー(香川オリーブガイナーズ)が試合の流れを作る。この日はストレートとスライダー・パワーカーブを中心とした外角への制球がよく、4回までニュージャージー・ジャッカルズ打線に対し被安打2・奪三振4・無失点の好投。
北米遠征初のスタメンマスクとなった赤松 幸輔(香川オリーブガイナーズ)によるテンポよいサイン交換も、防御率1.37(リーグ2位)で香川オリーブガイナーズ前期優勝の立役者となったネイラー投手のポテンシャルを引き出す要素となった。

 こうして守備からリズムをつかんだ四国アイランドリーグplus ALLSTARS 。次に中島 輝士監督が打った手は日本野球の強み「スモールベースボール」である。

 4回表。先頭の4番・松嶋 亮太(三塁手・徳島インディゴソックス)が主将の矜持を示す死球で出塁すると、再三のヒット&ランでニュージャージー・ジャッカルズ先発のMoskovitsへ揺さぶりをかけた上で、6番・赤松の3球目に松嶋が二盗。「指名打者・7番」で北米遠征初スタメンに名を連ねた宗雪 将司(香川オリーブガイナーズ)の中前先制打を引き出した。

 続く5回表も2得点の原動力は「脚」。2番・鷲谷 綾平(右翼手・徳島インディゴソックス)の意表を突く投前ドラックバントをきっかけに一死一・三塁とすると4番・松嶋が左前適時打。松嶋は直後に再び二盗を成功させ一死二・三塁としたことにより、5番・松澤 裕介(中堅手・香川オリーブガイナーズ)の遊ゴロによる追加点アシスト役も果たした。

 さらに圧巻だったのはネイラーが2点を失い、3対2で迎えた6回表。主役はリーグ前期21盗塁で盗塁数トップを独走する8番・大木 貴将(左翼手・香川オリーブガイナーズ)だ。左前安打で出塁すると次打者の初球で二盗・2球目で三盗。そして3球目に相手投手の暴投で生還。

 8回裏・4番手の小林 憲幸(愛媛マンダリンパイレーツ)が連続四球から1点を失っただけに、この大木が奪った1点は実に大きいものに。最終回は小林 憲幸がニュージャージー・ジャッカルズ打線を三者凡退に仕留め、「四国アイランドリーグplus ALL STARS」キャンナムリーグ参戦3戦目にして待望の初勝利をマークした。

 守備では中盤以降に簡単に先頭打者を出塁させ、終盤には強引な攻めから追加点を奪えなかった反省は残るが、勝ちパターンを確立し、キャンナムリーグ首位・10連勝中だったニュージャージー・ジャッカルズに黒星を付けた点は残り14戦に向けて大きな自信となったはず。成功の中にある失敗、失敗の中にある成功を見逃すことなく、個人とチームとのバランスを保つことができれば、彼らが北米に刻む輝く星はこの先も増えていくことだろう。

 かくしてニュージャージー・ジャッカルズとの3連戦を1勝2敗で終えた「四国アイランドリーグplus ALLSTARS」。明日はニュージャージー州オーガスタに移動し、現地時間6月15日(月)19:05(日本時間6月16日(火)8:05)より、「スカイランズ・スタジアム」で、サセックスカウンティ・マイナーズとの3連戦初戦に挑む予定である。


1 2 3 4 5 6 7 8 9
四国アイランドリーグplus ALL STARS0001210004
ニュージャージー・ジャッカルズ0000200103

四国アイランドリーグplus ALL STARS:ネイラー、竹田、東風平、小林ー赤松、宏誓
ニュージャージー・ジャッカルズ:Moskovits, Powers, Sisk, NeloーQuinn


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