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- 【四国IL plus 2015北米遠征】 「6・7回で4得点!粘りと根性で2勝目奪う!」(対サセックスカウンティ・マイナーズ 交流戦第5戦)
第10回 【四国IL plus 2015北米遠征】 「6・7回で4得点!粘りと根性で2勝目奪う!」(対サセックスカウンティ・マイナーズ 交流戦第5戦)2015年06月17日
6・7回で4得点!粘りと根性で2勝目奪う!

キャンナムリーグ初登板初先発の松本 英明(高知ファイティングドッグス)
現在、創設11年目にして初の海外遠征となる北米遠征に赴き、北米独立リーグで3本の指に入る強豪リーグ「カナディアン・アメリカンリーグ(以下、キャンナムリーグ)」参戦中の「四国アイランドリーグplus ALL STARS」。
その公式交流戦第5戦・サセックスカウンティ・マイナーズ戦が、7イニング制ダブルヘッダー第2試合として6月16日(火)夜(日本時間6月17日(水)午前)より、ニュージャージー州オーガスタ「スカイランズ・スタジアム」で行われた。
試合はアイランドリーグplus ALL STARSが4対3で勝利。サセックスカウンティ・マイナーズとの3連戦を1勝1敗のタイにすると同時に、キャンナムリーグ通算成績を2勝3敗としている。
四国アイランドリーグplus ALL STARSの先発は、第1試合の松本 直晃(香川オリーブガイナーズ)に続き、キャンナムリーグ初登板初先発の松本 英明(高知ファイティングドッグス)。松本英は前期リーグ戦最多勝の5勝0敗という実績と、打者の手元で伸びるストレートとツーシームを駆使し5回被安打3・1失点の好投を見せた。
一方、サセックッスカウンティ・マイナーズの先発・Branhamの角度ある速球をなかなか捉えることができず、5回まで1安打に封じられていた四国アイランドリーグplus ALL STARS打線は6回表、一気の反撃に出る。
先頭の8番・河原 宏誓(捕手・愛媛マンダリンパイレーツ)が死球で出塁し、9番・四ツ谷 良輔(遊撃手・愛媛マンダリンパイレーツ)が送った一死二塁から1番・大木 貴将(左翼手・香川オリーブガイナーズ)がキャンナムリーグ4試合4盗塁の脚を活かす三塁手前セーフティーバントを決め、一死一・三塁とチャンスを拡大。ついに苦心していた先発・Branhamをマウンドから引きずり下ろした。
2番手にSukにも襲い掛かる四国アイランドリーグplus ALL STARS。大木がすかさず盗塁を決めた直後、2番・鷲谷 綾平(右翼手・徳島インディゴソックス)のスクイズが決まり、失策も絡み2得点。さらに鷲谷が盗塁を決めた一死二塁から、3番・原口 翔(一塁手・香川オリーブガイナーズ)が中前適時打を放ち3点目。鮮やかな逆転劇である。
6回裏、松本英明が一死一、二塁のピンチを招き、3番に左越適時2点二塁打を浴び、再び同点に追い付かれても、彼らの闘志は衰えなかった。2番手の東風平 光一(愛媛マンダリンパイレーツ)が後続を抑え、勝ち越しを防ぐと、最終回となる7回表二死二塁から、代打・宗雪 将司(香川オリーブガイナーズ)が気迫の投手強襲安打。そして9番四ツ谷良輔(愛媛マンダリンパイレーツ)の緩い二塁ゴロが相手の失策を誘い、再び勝ち越しに成功する。
7回裏は、14日のニュージャージー・ジャッカルズ戦で、最後を締めた小林 憲幸(愛媛マンダリンパイレーツ)が登板。小林は、走者を1人許すが、見事に抑え、2セーブ目。松本英明の熱投を東風平が意気に感じ、打線がチームのストロングポイントである脚を絡めながら応える最高の形で第1試合の雪辱を果たした。
課題はありながらも、それを上回る粘りと闘志が高く評価できるこの勝利を引き継ぎたい四国アイランドリーグplus ALL STARS。キャンナムリーグ参戦第6戦は現地時間6月17日(水)19:05(日本時間6月18日(木)8:05)より、ニュージャージー州オーガスタ「スカイランズ・スタジアム」で、サセックスカウンティ・マイナーズとの3連戦最終戦として行われる。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
四国アイランドリーグplus ALL STARS | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 4 | ||
サセックスカウンティ・マイナーズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 |
四国アイランドリーグplus ALL STARS:松本英、東風平、小林ー宏誓、宮下、赤松
サセックスカウンティ・マイナーズ:Branham, Suk, RemerーHernandez