第25回 【四国IL plus 2015北米遠征】 「雨天中止、日程打ち切りでキャンナムリーグ全16戦を終える」(北米遠征・総括)2015年06月29日

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北米遠征総括

ドリュー・ネイラー投手(香川オリーブガイナーズ)

 現地時間6月28日(日)13:35(日本時間6月29日(月)2:35)より、オタワ州オンタリオ「レイモンド・シャボー・グラントンソン・パーク」でオタワ・チャンピオンズとの2連戦最終戦として行われる予定だった「四国アイランドリーグplus ALLSTARS」北米遠征・キャンナムリーグ公式交流戦第17戦は雨天中止。代替日程は開催されないため、キャンナムリーグ通算6勝10敗で全ての試合を終えた。

「北米独立リーグは思っていた以上に強かった」。中島 輝士監督(徳島インディゴソックス)が北米遠征総括冒頭に述べたように、キャンナムリーグはWBC経験者、今年11月開催の「WBSCプレミア12」出場ロースター選手が多数所属するなどNPBと比較しても、随所にそん色ないプレーレベルであった。

 特に四国アイランドリーグplus ALLSTARSが4連戦4連敗を喫したロックランド・ボルダーズについては、能力の高い選手たちが走・攻・守に渡りスキのない野球と粘り強さを展開。2巡目に投手陣を確実に捉える打線の見極めと反応力は日本野球が今後、見習うべき部分であろう。

 ただ、連日の激闘、結果が出ない葛藤の中にあっても徐々に選手たちは打開策を見出し、逞しさを備えてきた。

 投手陣の代表格は元MLBのAAA級経験をベースに「アンパイアのストライクゾーンも早い段階で把握できましたし、2巡目から積極的に振ってくることも解っていた」ケベック・キャピタルズ戦でチームトップの2勝を上げたドリュー・ネイラー(香川オリーブガイナーズ)。
「ちょっと今までとは違うピッチングができたらいい」と変化球主体のスタイルに変え、8回3分の1を投げ2セーブとチーム唯一の「防御率0.00」を残した松本 直晃(香川オリーブガイナーズ)の2人。

 野手陣の代表格は「フルスイングするなかでも、球を見極める」課題を自らに与えつつ、打率.322・チームトップの19安打・8打点の5番・松澤 裕介(中堅手・香川オリーブガイナーズ)。そして終盤に状態を上げ、16安打で打率.291の3番・原口 翔(内野手・香川オリーブガイナーズ)と、13安打で打率.310の1番・髙田 泰輔(右翼手・愛媛マンダリンパイレーツ)。

 さらに原口と松澤を「つなぐ4番」松嶋 亮太(内野手・徳島インディゴソックス)も打率こそ.255ながら14安打・打点も松澤に並ぶ8打点に4盗塁と主将の重責を十分に果たしてくれた。

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