第5回 【四国IL plus 2016北米遠征】「勝機一瞬」をつかんだカブキJAPAN ニュージャージー・ジャッカルズとのタイブレーク制す!2016年06月15日

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「勝機一瞬」をつかんだカブキJAPAN

間曽、小林、勝利の抱擁

  現在、北米強豪独立リーグ「キャナディアン・アメリカンリーグ(以下、キャンナムリーグ)」の公式戦参戦中の「四国アイランドリーグplus ALL STARS」。サセックスカウンティー・マイナーズとの4連戦を2勝2敗で終え、移動日で英気を養った第5戦目の相手はキャンナムリーグでロックランド・ボールダーズと激しい首位争いを演じているニュージャージー・ジャッカルズ。

昨年の対戦成績は1勝2敗。彼らにとって正念場ともいえる3連戦初戦は、6月14日20時05分(日本時間6月15日8時5分)、ニュージャージー州リトルフォースにあるニューヨーク・ヤンキースなどでプレーした往年の名捕手を称え付けられた「ヨギ・ベラスタジアム」で行われた。

 「勝機一瞬」。日本野球で古くから伝わる原理原則を地で行く0行進が続いた4回まで。その立役者は第1戦先発で5回1失点の好投。中4日で再びカード初戦を任された香川オリーブガイナーズの右サイドハンド・原田 宥希である。

 外角ギリギリにコントロールされた130キロ中盤のストレートとキレのあるスライダーでストライクを先行。捕手からボールを受け取るや否や、すぐに投球動作に入るテンポの速さ。これが強打ニュージャージー・ジャッカルズ打撃陣のタイミングを大いに狂わせた。

4回まではわずか59球で無失点。5回裏二死からは相手の2番に甘く入ったストレートを捉えられ先制本塁打を許し、6回裏にも一死三塁から内野ゴロの間に1点を失ったが、6回で92球を投げ、打者25人に対し被安打4・奪三振5・与四死球2・2失点と先発投手としての役割を十二分にこなした。

そして6回表、通常の概念にとらわれない「KABUKI SPIRITS!」を掲げる四国アイランドリーグplus ALL STARS。通称「カブキJAPAN」打線がついに「勝機一瞬」をとらえた。
先頭の9番橋本 球史(徳島インディゴソックス)が四球で出塁すると、北米遠征ではじめて1番に座った林 敬宏(愛媛マンダリンパイレーツ)が確実に犠打を決めチャンスを拡大。その後、二死二・三塁から連日活躍を見せている4番・ザック・コルビー(高知ファイティングドッグス)が左打席に立つ。

勝負は1球で決まった。インコースやや真ん中寄りのストレートに逆らわずショートの頭を超える執念の逆転タイムリー。ここに失策も絡みなおも二死二塁から5番小林 義弘(徳島インディゴソックス)も初球攻撃。強い二塁への当たりが失策を呼び込み一挙3得点。この場面における積極性・集中力の高さは見事であった。

原田を継いだリリーフ陣も打線同様の集中力が光った。リーグきっての速球派・佐藤 宏樹(愛媛マンダリンパイレーツ)も8回裏に同点本塁打を許すも、7回から2イニングを投げて3奪三振。9回裏には最速149キロの高知ファイティングドッグスの守護神・平良 成がアウト3つを全て三振で仕留める圧巻の内容。

さらに10回裏には北米遠征5試合中4試合目の登板となった鉄腕・間曽 晃平(香川オリーブガイナーズ)が抑えて、試合は延長11回。無死二塁からの「10回からの継続打順・タイブレーク制」で決着をつけることになった。

カブキJAPANの攻撃は2番・四ツ谷良輔(愛媛マンダリンパイレーツ)から。ここで四谷は二ゴロで確実にランナーを三塁まで進めると、松澤 裕介(香川オリーブガイナーズ)、ザック、小林の3・4・5番がこれぞ「勝機一瞬」をつかみ取る三連打。特に一死一・二塁から5番小林が打った左中間2点二塁打は、キャンナムリーグ首位のニュージャージー・ジャッカルズの兜を脱がす決定的一打となっている。

 その裏は、間曽がタイブレーク制で背負った二塁走者は大勢に影響なし。3試合ぶりの北米遠征3勝目は、我慢強く抑える投手陣にクリーンナップが応える。次の試合へ向けて勢いを乗せる勝利になった。

 これで通算成績3勝2敗としたカブキJAPAN、一瞬の勝機をさらに広げるべく挑むニュージャージー・ジャッカルズの3連戦2戦目は、現地時間6月15日11時05分(日本時間6月16日0時05分)から行われる予定である。


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
四国IL plus ALL STARS000003000036
ジャッカルズ000011010014

四国:原田、佐藤、平良、間曽-鶴田、垂井
ジャッカルズ:Pavlik、Brantley、Stock、Jose、Cruz、Caceres-Stock





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