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- 【四国IL plus 2016北米遠征】「7勝目」へ生みの苦しみ 投打の歯車合わせ、壁を破れ
第15回 【四国IL plus 2016北米遠征】「7勝目」へ生みの苦しみ 投打の歯車合わせ、壁を破れ2016年06月26日
【目次】
[1]壁を打ち破るには「自分」しかない
[2]監督、選手のコメント
[3]Twitterで収めた試合の様子や選手たちの素顔をまとめて紹介!
監督、選手のコメント
■中島 輝士監督
一度は同点に追い付いただけに悔しいね! (4対4の8回表、無死二塁の場面で)なんとか河田(直人・高知ファイティングドッグス)がなんとかしてくれると思ったし、一気にいきたかったんだけど…。あそこで三振が一番ダメなんだよね。でも僕にはバントのサインは一切よぎらなかった。河田の感じも良かったし。これはもう結果論だからしょうがないですね。
ただ、正田(樹・愛媛マンダリンパイレーツ)が序盤に失った点が痛かった。特に2回裏。不運な当たりもあったんだけど、ちょっと体が重そうだった。
でも、昨日とは違う感じがする。結果的には同じサヨナラ負けだけど、内容的には選手みんな頑張ってくれた。これもいい勉強だし、僕らも課題をもらった。こういうゲームをモノにすることが今後、四国アイランドリーグplusをレベルアップさせることにつながると思います。
■正田 樹投手(愛媛MP)
(先発で7回4失点)昨日までの4試合で先発投手の3イニング以内降板が3試合続いていましたし、中継ぎが本当にフル回転。今日は「とにかく7回まで投げる」というのは強く意識していました。最初はバタバタしましたけど、なんとか粘れました。
初回も2回も投球フォームをクイックにしてからのほうが、まだバランスが良かったので、3回以降はランナーなしからクイックに変えました。野手が応えてくれたので「もうひと踏ん張り!」で7回まで行かせてもらいました。
■四ツ谷 良輔内野手(愛媛MP)
(1番で1安打1四球)北米遠征で打順が2番から1番にはじめて変わったんですけど、いつも通りに塁に出ようという意識は変わらなかったです。後ろの打順がいいバッターなので、その前にチャンスを作れば得点につながると思いました。僕が塁に出れば結構チーム内が盛り上がってくれるので。フォアボールでもなんでもいいから塁に出ればいいとは考えていました。
■宗雪 将司外野手(香川OG・主将)
打撃の調子が上がってきた(3打数2安打・2二塁打)というより、根本からすべてを変えたという感じです。腕の使い方は(中島 輝士)監督で、タイミングの取り方と足の着き方は勝呂(壽統コーチ)さん。2人の意見を参考にさせて頂き、慣れてきたというかモノにできてきている感触があります。自分自身も強いスイングをしたいとずっと思っていましたので、これをどんどん自分の形にしていけられれば。今後もこのまま行こうと思います。
■河田 直人外野手(高知FD)
(同点の8回表、無死二塁で三振)あそこで僕が走者を最低限三塁に進めておけば、大珠(古川 大珠、香川オリーブガイナーズ))のライトフライが犠牲フライになって1点取れました。守備でも正田(樹・愛媛マンダリンパイレーツ)さんが投げている1回裏にポテンヒットがあったんですが、あれももうちょっと一歩目が速かったら、捕れている打球だった。
でも、今まではできてなかった後ろの打球に対して目を切って捕るのができたのは自信になりました。トロワヴィエール・エーグルスとの力の差はそんなにないと思うんですけど「ここ!」っていうチャンスの場面で彼らは1本打ってくる。そういうところで勝敗が分かれてくる。自分もチャンスの場面で仕事をしていたら、勝敗も変わっていたと思います。チャンスで集中して、明日からやっていきたいです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
四国IL plus ALL STARS | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
トロワリヴィエール・エーグルス | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1× | 5 |
四国アイランドリーグplus ALL STARS :正田、岸本、平良-鶴田、垂井
トロワリヴィエール・エーグルス: Blanchette、Alvarez、DowningーGravel、Lafrenz
【次のページ】 Twitterで収めた試合の様子や選手たちの素顔をまとめて紹介!