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第30回 ザック・コルビー捕手兼内野手(愛媛マンダリンパイレーツ)2014年06月20日
【目次】
[1]日本流を日本人以上に採り入れる愛媛の「ガッツマン」
[2]「日本流」に自分を適合させる
[3]素晴らしい環境で「自分のベスト」へチャレンジしたい
素晴らしい環境で「自分のベスト」へチャレンジしたい
――5月度打者部門リーグMVPも獲得し、6月も好調を維持しているコルビー選手ですが、今後の目標を聞かせてください。

ザック・コルビー捕手兼内野手(愛媛マンダリンパイレーツ)
コルビー まずは毎試合ベストのプレーができるようにチャレンジし続けていくこと。自分としてはNPBとの差はそんなに大きくない、もう少しでつかめると思っているので、そこに向かって一歩ずつ進んでいくことです。
――そのNPBに到達するのに一番必要なことはなんだと思いますか?
コルビー 4番として僕のすべき仕事というのは出塁することもそうですが、打点をあげることです。そしてメンタル的には、打ちやすいボールがきたときに冷静な気持ちを持つこと。技術的にはいつでもチェックポイント通りにバットを動かせるようになること。個人的にはもう少し走るスピードが欲しいですね。
――これからコルビー選手のように、夢をつかみにやってくる外国人選手もいると思います。そんな選手たちにアドバイスはありますか?
コルビー 「Winter league」が開催された高知県土佐清水市は、風景も素晴らしいところだったし、素晴らしい環境でした。四国アイランドリーグplusも野球をする上では良い環境だと思うので、もっと多くの選手にチャレンジしてほしい。もし、僕でよければお手伝いします!
――では、最後にいつも熱い声援を送ってくれるファンに向かってメッセージをお願いします。
コルビー いつもたくさん応援してくださってありがとうございます。そして、これからも応援し続けてほしいです。僕らを信じてくれるとありがたいです。
「青い目のサムライ」。そんな言葉がザック・コルビーにぴったりである。前回インタビューのアヤラ投手(徳島インディゴソックス)と同じく、現代の日本人が失いつつある、明るく、前向きに、飽くなき探究心を常に抱くという彼流の「ファイティングスピリッツ」。それをチーム全員で共有できれば、前期不本意な成績に終わった愛媛マンダリンパイレーツは、後期こそは浮上を果たせるはずだ。
(インタビュー・寺下 友徳)

- コルビー(ザック・コルビー 背番号3・捕手&内野手)
- 生年月日:1989年6月16日生(25歳)
- 出身地:アメリカ合衆国・カリフォルニア州
- 178センチ95キロ
- 右投左打
- 経歴:ブレスノシティ大→フォークナー大・入団1年目