第40回 徳島インディゴソックス・山本 雅士投手 インタビュー  練習生時代に学んだ「プロフェッショナル」 Vol.22014年12月25日

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【目次】
[1]練習生時代に学んだ「プロフェッショナル」
[2]自主トレで深めた「ボトムアップ」で2年目、ついに選手契約
[3]制球力・スローカーブ・データetc…「ボトムアップ」で自信の投球へ

山本選手インタビューバックナンバー
第1回 僕が築き上げた「1人ボトムアップ」

自主トレで深めた「ボトムアップ」で2年目、ついに選手契約

――2年目へ向けてのオフには、どのようなトレーニングを?

山本 当時、トレーナーだった菊地 悦子さん(現:Wリーグ・デンソー女子バスケットボール部トレーナー)からメニューを教えて頂いて、徳島に居る時はそのメニューを中心に。広島に戻った時も、そのメニューに加えて自分で考えてジムでのウエイトとか、通っていた瀬野川東中の近くに100メートルくらいある坂があるので、そこを上ったりしていました。
朝は走って、午後は市民スポーツセンターでウエイト、夜は高校時代のチームメイトの紹介で居酒屋でアルバイト。そんな生活でした。

――ガストも含めて、アルバイト先のみなさんもドラフト指名時、喜んでくれたのでは?

山本 そうですね。喜んでくれました。アルバイトの時は、皆さんの大学生活の様子も知ることができて。そこで改めて「僕は野球の方で頑張ろう」とも思えた場所でもありました。

――そして2年目、2014年のシーズンを迎えるわけです。

10月31日の「四国アイランドリーグplusAWARD2014」で中日8位指名の報告をする山本 雅士投手

山本 まだ開幕前は練習生でしたし、投手の頭数も減っていたので、オープン戦でちょっとでも登板したい気持ちで入っていきました。最初に香川とのオープン戦(3月9日・蛇王球場)で1イニング投げた時はすごく緊張したんですが、ここでうまくいって。そこからちょっとずつ手ごたえを得て、感覚がつかめていきました。

――それはなぜ?

山本 僕自身、オープン戦で投げるまで気付かなかったんですが、ストレートのスピードやキレがよくなったんです。「俺、こんなに投げられったけ?」みたいな。軸となったストレートがよくなったことで、カットボールを含めた変化球も活きましたし、投球の幅も広がりました。
そのうちオープン戦でも長いイニングを任せて頂けるようになって、恐らく無失点だったと思います。で、開幕直前に「選手契約をするから」と言われて。そこで「あ、やった」と達成感が得られた感じですね。

――高校時代には得られなかったものが、ようやく得られたのですね。

山本 そうですね。でも、今の姿は全く想像できなかったですけど。

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プロフィール

山本雅士
山本雅士(やまもと・まさし 投手)
  • 生年月日:1994年11月3日(20歳)
  • 広島県広島市安芸区出身
  • 173センチ78キロ
  • 右投左打

 最速146キロの伸びがあるストレートとカットボールが最大の武器。他にフォークやスライダー、今季からマスターしたスローカーブを操る右腕。広島市立瀬野小3年生でソフトボールを始め「瀬野小ソフトボールクラブ(現:瀬野ソフトボールクラブ)」で3年間プレー。広島市立瀬野川東中に進むと軟式野球部に転じ、広島県立安芸南高校で硬式野球へ。1年夏には早くも背番号「10」で登板した。

 しかし直後に腰と肩を痛め、3年までマウンドには戻れず最後の夏は背番号「3」で一塁手兼投手。3回戦で敗退するも満足感は得られず、四国アイランドリーグplusのトライアウト受験を決断。四国開催トライアウトでは1次試験を突破。2次試験合格・ドラフト指名は叶わなかったが、徳島インディゴソックス(以下、徳島)から練習生契約打診を受け受諾。2013年は徳島の練習生として一年間を過ごし、「Winter league」などで登板した。

 今季は開幕直前に練習生を脱し背番号「37」で選手契約を勝ち取ると、前期は先発、後期は中継ぎ・抑えで大車輪の活躍。愛媛マンダリンパイレーツとのリーグチャンピオンシップ、ルートインBCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサスとの日本独立リーグ・グランドチャンピオンシップではいずれも胴上げ投手に輝き、四国4県知事連携チームMVPを受賞した。成績は31試合登板で4勝5敗6セーブ・102回3分の2を投げ被安打92 奪三振89 与四死球39で防御率2.54(リーグ5位)。

 10月23日には中日ドラゴンズ8位指名を受け、11月11日に契約金1,500万円・年俸600万円(いずれも推定)で仮契約。背番号「51」・登録名「山本雅士」でナゴヤドームでの躍動を期す。

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