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第15回 石川ミリオンスターズ 大久保裕貴 選手2013年05月03日

鎌倉学園高校卒業後はアメリカのマーセットカレッジに進み、2011年にはアメリカで行われたサマーリーグでプレー経験のある石川ミリオンスターズの大久保裕貴選手。今年オフに参加したコロンビアリーグで最多安打を獲得し、今シーズンの石川ミリオンスターズでの期待をされる大久保選手。
そんな大久保選手に、コロンビアリーグでのお話しや今後の目標をお伺いました。
【目次】
[1]手応えをつかんだコロンビアリーグ
[2]グランドチャンピオンシップに出られるような選手になりたい
「3」独立リーグは選手たちが互いに刺激しあうところ
手応えをつかんだコロンビアリーグ

――ミリオンスターズに入団して、1年目のシーズンはいかがでしたか?
大久保裕貴(以下「大久保」) 自分としては、30~40点。まず日本にきてから、内野を本格的に始めたので、守備も一から身に付けていきました。また、打撃もアメリカとは違って、なかなか通用しなかったですね。
――今年の1月まで、オフの期間はコロンビアリーグに参加されましたが、コロンビアリーグとは、どんなリーグですか?
大久保 11月半ばから1月半ばまでリーグ戦が行われます。その後、プレーオフには3チームが進み、まず2位と3位のチームと対戦。そして勝ち抜いたチームが1位と対戦する仕組みです。僕のチームは4位でした。
リーグMVPは以前ホークスにいたホルベルト・カブレラ(2013年 WBCコロンビア代表)選手が受賞したのですが、そういう選手がいる中でプレー出来たのは大きいですね。
――大久保選手自身、リーグ最多安打(52本)を記録されましたね。
大久保 自分もここまで出来るとは思っていなかったですね。昨シーズンの(石川での)成績が悪かったので、そこをレベルアップ出来るように取り組んできた結果が出て良かったです。
――日本の野球との違いは何でしょうか?
大久保 日本の野球は考えてプレーしていかなければならないところはあります。海外は日本ほどの細かさはありません。ですから無意識に対応出来るという感じはありましたね。
――コロンビアリーグは大久保選手にとって2013年に何かプラスになったことはありましたか?
大久保 コロンビアリーグでは、日本人で参加している投手もいて、そういった日本人の投手から結構打てたので、それが自信になったかなというのはありますし、仕上がりも良かったので、2013年のシーズンは自分でも楽しみですね。
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