第16回 ラスベガス・トレインロバーズ 田久保賢植 選手 2013年05月14日

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【目次】
[1]海外の野球を目指したきっかけ
[2]日本のプレイヤーが行ったことのない地を目指して
「3」世界を目指すプレイヤーに向けたメッセージ

 職業・プロ野球選手。バット1本で世界各国を渡り歩いている男がいる。今年5月6日にも、渡米。高校野球を終えてから、これで13チーム目となる米国・ペコスリーグの『ラスベガス・トレインロバーズ』でプレーすることを決めた田久保賢植。千葉県の 八千代西高校を卒業後、日本の独立リーグをはじめ、昨年はチェコのリーグでプレーした。「日本のプレーヤーが行ったことがない国で、今後、若い選手たちもプレーできるためのチャンスを切り開くために。それが僕の使命じゃないかと思っている」そう熱く語る田久保に、これまでの経験と今後の夢を伺った。

海外の野球を目指したきっかけ


チーム名チーム名
2004Carolina Indians(アメリカ)2011コリア・ヘチ(韓国)※本拠地は日本
2005-07日本ウェルネススポーツ専門学校2011-12Redlands(オーストラリア)
2007ジャパン エクスプレス2011大阪ホークスドリーム
2007徳島インディゴソックス2012Hroši Brno(チェコ)
2008Stratford Nationals(カナダ)2012大和侍レッズ
2008-09YBCフェニーズ2013Las Vegas Train Robbers(米国)
2011Coachella Velley Snowbirds(米国)


 

大阪ホークスドリーム時代の田久保賢植選手

――田久保選手は、高校在学中と卒業後に二度アメリカに渡っています。なぜ、海外の野球に魅力を感じていたのでしょうか?

田久保賢植(以下「田久保」) 17歳の時に、たまたま雑誌でメジャリーグのトライアウトの募集記事を見つけたんです。それで、高校野球を引退してから、フロリダのベースボールアカデミーに行ったのが最初です。その次に、2004年にサマーリーグに参加しました。
 当時、野茂さんがメジャーにいっていたのを見ていたので、純粋に力で評価してみてくれるのは、アメリカという場所なんだろうなと思って、興味を持ったんですよね。
 ただ、実際に渡米してプレーしてみると、勝負し切れなかったところもありました。力で押し切ろうと思っても、押し切ることが出来なかった。当時、アメリカでプレーされていた根鈴雄次選手(現・徳島インディゴソックス)のバッティングをみて、打席に立ったら外国人選手よりも飛ばしていたんですよね。僕の今のスタイルじゃ、ここでは通用しないと実感しました。

――そこからどのようにプレースタイルを変えていったのでしょうか?

田久保 僕は選手として、ずば抜けたものがあるわけではなかったので、現実を見るうちに、まずはバントが出来るようにならないといけないと考えるようになりました。当初は苦手でしたが、懸命に練習をして、今では自分の武器になっています。
 あと内野手にも挑戦しました。日本では細かいプレーが出来る内野手がいっぱいいるのですが、海外ではそうではなかった。もともとは僕は外野手だったのですが、アメリカでは、僕より大きい外野手がたくさんいたので、細かい動きができる内野手は需要がありました。僕は選手としての武器を見出すことよりも、そのチームが求めているプレーが出来る選手になろうと決めたんです。


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プロフィール

田久保 賢植 (たくぼ・けんしょく)
  • 1984年3月31日 千葉県出身
  • ・大和田タイガース
    -八千代市立大和田中学校
    -千葉県立八千代西高校
    -フロリダベースボールアカデミー(アメリカ合衆国)
    -中央学院大学(中退)
  • 2004年 Carolina Indians(アメリカ合衆国)
    2005~2007年 日本ウェルネススポーツ専門学校
    2007年 ジャパン エクスプレス
    2007年 徳島インディゴソックス
    2008年 Stratford Nationals(カナダ)
    2008~2009年 YBCフェニーズ
    2011年 Coachella Velley Snowbirds(アメリカ合衆国)
    2011年 コリア・ヘチ
    2011~2012年 Redlands(オーストラリア)
    2011年 大阪ホークスドリーム
    2012年 Hroši Brno(チェコ共和国)
    2012年 大和侍レッズ
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