5月度グラゼニ賞受賞者インタビュー 香川オリーブガイナーズ 又吉克樹選手

香川オリーブガイナーズ 又吉克樹選手
6月1日に発表された5月度のグラゼニ賞。各地で続々と受賞式が行われました。
受賞の喜びに小躍りしちゃう受賞者のインタビューをお届けします。
今回は、香川オリーブガイナーズの又吉克樹選手です!
――グラゼニ賞受賞、おめでとうございます!
又吉克樹選手(以下:又吉) ありがとうございます!
――受賞理由は5月17日・この時点で首位を快走していた徳島インディゴソックス(以下、徳島IS)戦での4安打完封勝利です。
又吉 「グラゼニ賞」はホームランを打ったり、ピンチで抑える選手が受賞するイメージがあったので、先発として評価してもらったこと。加えて独立リーグとはいえ「プロ」の仕事で受賞できたことはとてもうれしいです
――改めて、あの日の投球を振り返ってください。
又吉 ブルペンではボールが荒れていたので、丁寧に投げていったことが四球1個のみにつながったと思います。それとこの日は前回登板(5月11日・福岡ソフトバンク3軍戦)で感覚をつかみかけたスライダーがよく決まってくれました。5月22日の福岡ソフトバンク3軍戦(7回3安打無失点)ではスライダーをどう曲げたら相手が打ち損じるかわかるくらい調子も上がりましたから、あの試合は自分にとってもターニングポイントになったと思います
――加えて、球速も最速147キロまで上がっています。
又吉 環太平洋大時代と比べると4~5キロ上がっていますね。大学時代は相手を過剰に意識して、全部のボールを思い切って投げていたのですが、香川OGでは力の抜き方を覚えてスピードが逆に上がりました。理想系はキャッチボールのような感覚で投げることなので、もっと力感のないフォームを追求したいです
【次のページ】 5月度グラゼニ賞受賞者インタビュー 香川オリーブガイナーズ 又吉克樹選手(2)