6月度グラゼニ賞受賞者インタビュー 高知ファイティングドッグス 野原 慎二郎選手

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2013.07.29

高知ファイティングドッグス 野原 慎二郎選手

7月1日に発表された6月度のグラゼニ賞。各地で続々と受賞式が行われました。
受賞の喜びを噛み締めている受賞者のインタビューをお届けします。
今回は、高知ファイティングドッグスの野原 慎二郎選手です!

受賞選手
野原 慎二郎 (のはら しんじろう・背番号26・投手)
1984年8月6日生(28歳)右投右打 大阪府出身 167センチ68キロ
桜宮高→摂南大・入団7年目

受賞理由
6月1日、四万十スタジアムで開催された徳島戦。先発マウンドに立った野原投手は、味方の3点援護を背に5回を5安打3四死球2失点の力投!2点を失った5回一死二塁のピンチには気迫の投球で2人を打ち取り、約1年ぶりの今季初勝利。見事前人未到のリーグ通算50勝を達成しました。この数年は右ひじの故障など苦しみに苦しみながらも、夫人の支えも得て決して前へ進むことをあきらめなかったベテランの復活劇。高知6月反抗の先陣を切った167センチの「小さな大エースに「グラゼニ賞」でお祝いします!

――高知ファイティングドックスでの6月「グラゼニ賞」受賞おめでとうございます!

野原慎二郎選手(以下:野原) ありがとうございます!大阪に住む両親にも知らせたいです。ただ、まさかもらえるとは。ホンマに僕でいいのかな・・・

――いいんです!さて、受賞理由は6月1日・四万十スタジアムで開催された徳島インディゴソックス(以下、徳島IS)戦におけるリーグ初の通算50勝です。そちらもおめでとうございます。

野原 ありがとうございます。昨年から挑戦し続けてきて、なかなか自分の投球内容もうまくいかなかったのですが、ようやく白星がついてことで1つの区切りにはできるとは思います。昨年後期最終戦で挑戦した四万十スタジアムで達成できたことに、めぐり合わせを感じました

――2010年シーズン後には右ひじを手術。その後に苦しみましたね。

野原 本来は手術後1~2年で達成するつもりだったのですが、3シーズン目。時間がかかってしまいました。客観的に首脳陣から僕を見たら投げさせないと思います。
 ですから、根気よく僕を使ってくれた定岡智秋監督(鹿児島実高→南海<選手・コーチ>・福岡ダイエー<二軍監督・コーチ>)やコーチの皆さん、負けたときに「すいません」と気に掛けてくれるチームメイトやファンのみなさんには本当に感謝しています。
 この50勝は『みんなで取った50勝』です!

――ちなみに今季は投球スタイル改造にも取り組んだそうですね

野原 もともと投げていたボールに制球力を付けるため、歩幅を縮めることについて吉田豊彦コーチ(国東高→本田技研熊本→南海・福岡ダイエー→阪神→大阪近鉄→東北楽天<選手・二軍コーチ>)にもアドバイスを頂きながら取り組んでいます。
まだ完全ではないですが、殖栗正登トレーナー(新発田南高→立正大)のウエイト・コンディショニングトレーニングも重点的にやっていくことで、徐々にフォームが固まってきています。週2~3回のトレーニングでチームメイトの筋力も上がってきてますよ

――では、改めて6月1日の試合を振り返ってください。

野原 調子は悪くなかったのですが、5回は強い雨もあって投げにくさはありました。でも、そこで一番いいボールである真っ直ぐで勝負できたことがよかったと思います。2点を失っての一死二塁の場面でも、違う球種を選択していたら、きっとヒットや四球で終わっていたと思うので。いい選択をできました。
ただ、欲を言えば5回まででなく、7回までは投げないと。(山中)智貴(伊野商業高→ツネイシホールディングス)や(吉川)岳(登美丘高→桃山学院大)が後ろを抑えてくれたおかげです

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