8月度グラゼニ賞受賞者インタビュー 徳島インディゴソックス 福岡 一成 投手

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2013.09.27

徳島インディゴソックス 福岡一成 投手

9月1日に発表された8月度のグラゼニ賞。各地で続々と受賞式が行われました。
受賞の喜びを噛み締めている受賞者のインタビューをお届けします。
今回は、徳島インディゴソックスの福岡 一成選手です!

受賞選手
福岡 一成 (ふくおか かずなり・背番号22・投手)
1987年8月13日生(25歳)右投左打 鳥取県出身 176センチ72キロ
鳥取県立日野高→島根大(休学中)・入団1年目

受賞理由
7月24日、香川とのホーム戦。2点をリードされなおも5回表無死満塁と絶対絶命のピンチで緊急登板した福岡投手は「やるしかない」と覚悟を決め、無我夢中で腕を振って最後は空振り三振でピンチを脱出!残り2イニングも0に抑えるとチームは逆転勝ち。自身もリーグ初勝利を飾りました。ちなみにチームはこの勝利から破竹の10連勝を達成!登板機会が訪れなかった前期は鍛錬に勤め、ここで首位快走の先駆けとなったルーキーにグラゼニ賞です!

――後期絶好調、徳島インディゴソックスの8月度「グラゼニ賞」は凡田夏之介投手と同じ中継ぎを務める福岡一成投手です!おめでとうございます!

福岡 一成選手(以下:福岡) バス移動の時メールで連絡を頂いたときは間違いかと思いましたが(笑)、ありがとうございます!

――受賞理由は7月24日・香川オリーブガイナーズとのゲームでの5回無死満塁を封じた場面含め3回無失点でのリーグ初勝利ですが、この試合は緊急登板だったようですね?

福岡 実はそうなんです。通常、僕の登板は6回ないし7回なので、4回までスコアラー業務をした後、ブルペンに向かう前に着替えをしていたら『すぐ準備しろ!』と言われて。心の準備をする間もなく、マウンドに上がったら無死満塁ということに気付きました。

――そうだったんですか!で、そこでどんな気持ちに?

福岡 『やるしかない』と覚悟を決めましたね。みんなからも声をかけてもらったのでバックを信頼して。僕は細かいコントロールができるわけではないので、ストレート主体で目の前の打者に向かっていきました。

――そのかいあって、見事無死満塁のピンチを脱出。少しはホッとしたのでは?

福岡 入野 貴大さん、シレットさんが後ろに控えているので、7回まで頑張ろうと思いましたが、香川はバッティングがいいチームなので正直ホッとはできませんでした。島田 直也監督からの信頼に応えないといけない想いで投げました。

――7回裏に味方が逆転してリーグ初勝利も転がり込んできました。

福岡 実はその場面もアイシングをしにいって見てないんです。ベンチに戻ったら逆転していて。実感できないままでした。

――なんとタイミングの悪い(笑)。それにしても後期に入るまでほとんど登板機会がなかったのに、よく我慢できていましたね。その理由はどこにあるのですか?

福岡 確かにリーグ前期、リーグ初登板後はなかなか出番がなかったんですが、その時も監督からは『いつか絶対使う所が来るから』と言ってもらっていたんです。

――その話を聞くと今が最も充実した口ぶりですね。

福岡 僕は鳥取県立日野高では3年まで遊撃手。学校も県内最弱レベル。島根大でも最速143キロは出ていましたが、学生が監督を務めるようなチームだったので、投手について教わるのはここが初めて。ボールが高いと打たれる点を気付き、学習できたのもこの徳島に来て島田監督をはじめ、みなさんに教わっているからなんです。今の状況は僕もびっくりしています。

――さて、そんな道のりを経て得た「18,000円」ですが、どのように使いましょう?

福岡 貯金します!と言ったら面白くないでしょうから(笑)。僕の実家がある鳥取県日野郡日南町はコンビニすらない、山しかない場所なので、大型デパートを作るための資金にしようかと…これも面白くないですね…

――えー、最後にこれからの抱負を…

福岡 与えられた役割を果たしてチームに貢献すること。個人としてはこのリーグに来た以上、もう1つ上にいくためにまずは一番の強みであるボールの回転と伸びでアピールしたいです。監督からも『まっすぐで押せばいい』と言われているので、真ん中でも空振りを取れるボールを投げていきたいですね。

――野望達成のために、飛躍してください!ありがとうございました。

福岡 ありがとうございました!

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