四国アイランドリーグplus ALL STARS vs キューバ代表 「日本独立リーグ最大の決戦来る 全てを出し切り歴史を動かせ!」

「日本独立リーグ最大の決戦来る 全てを出し切り歴史を動かせ!」
6月4日(土)に日本を経ち、北米遠征の長い闘いに挑んでいる四国アイランドリーグplus選抜チーム「四国アイランドリーグplus ALL STARS」。キャンナムリーグ公式戦19試合を8勝11敗で終えた彼らにはもう1つ、一大決戦が待っている。
現地時間7月2日6時(日本時間7時)からカナダ・ケベック州のトロワリヴェールのスタッド・フェルナンド・ベタールで行われる彼らの対戦相手はあの「キューバ代表」。かつてはアマチュア野球世界最強の名をほしいままにし、日本の野球ファンにも千葉ロッテマリーンズの主砲であるアルフレド・デスパイネ内野手などでお馴染みの野球大国代表チームである。
実はこのキューバ代表、四国アイランドリーグplus ALL STARSと時期を同じくしてキャンナムリーグに初参戦していた。成績は19試合を戦い10勝9敗。最初の9試合は3勝6敗と慣れない環境順応に手間取ったものの、残り10試合は7勝3敗。デスパイネやグリエル3兄弟など昨年の「2015WBSCプレミア12」メンバーの半数以上は参加していないが、それでも実力の片りんは示している。
その中でも右腕のヤイフレド・ドミンゲスはキャンナムリーグ5試合に登板し16回を投げ防御率1.18で現在キャンナムリーグ防御率1位。2015WBSCプレミア12も経験している右打ち遊撃手のヨルビス・ボルト(31歳)も68打数22安打1本塁打11打点、打率.324と好成績をマーク。チーム打率.285の打線はやはり警戒すべきであろう。
ただ、先に記したように国際試合の経験不足は「四国アイランドリーグplus ALL STARS」にとって突きどころ。社会人・プリンスホテル時代は日本代表として国際大会でキューバ代表と激戦を繰り広げた中島 輝士監督(徳島インディゴソックス)が示唆した「細かい継投」で敵のリズムを狂わせ、ザック・コルビー内野手(高知ファイティングドッグス)や平間 隼人(徳島インディゴソックス)を中心に終盤上り調子の打線が投手陣を捉えれば、勝機は十二分にある。
もちろん、日本の独立リーグ選抜チームがキューバ代表を下したとなれば、日本球界のみならず世界球界にとっても一大トピックスになることは確実。失うものはなにもない。今こそ固定概念を打ち破る「KABUKI SPIRITS!」の名の下に、全てを出し切り歴史を動かす。四国アイランドリーグplus、いや、日本独立リーグ最大の決戦の時は来た。
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