四国アイランドリーグplus2016公式戦 愛媛マンダリンパイレーツ前後期連続V! 年間勝率2位・徳島インディゴソックスとのチャンピオンシップへ!

四国アイランドリーグplus2016公式戦 愛媛マンダリンパイレーツ前後期連続V!
年間勝率2位・徳島インディゴソックスとのチャンピオンシップへ!
前期に続き、福岡ソフトバンクホークス3軍との「ソフトバンク杯」も初制覇。前期優勝の立役者だったミッチ・デニング外野手(元東京ヤクルトスワローズ)の退団を松山商高卒2年目・白方 克弥外野手らの若手成長で補い、勇躍後期優勝も狙う愛媛マンダリンパイレーツ(以下、愛媛)。
前期、わずか0.5ゲーム差で愛媛に敗れた悔しさを胸に、愛媛が前後期優勝した際のチャンピオンシップ出場条件となる勝率2位をキープ。東京読売巨人軍に移籍した左腕のガブリエル・ガルシア、東京ヤクルトスワローズに移籍したハ・ジェフン外野手の穴をみんなで埋めにいった徳島インディゴソックス(以下、徳島)。
横浜DeNAベイスターズ、MLBテキサス・レンジャーズ(マイナー契約)を経て4年半ぶりに復帰した剛腕・冨田 康祐が岸本 淳希(中日ドラゴンズからの育成派遣)とのダブルストッパーを形成したことで投手力が前期から格段に向上。優勝争いに割って入ってきた香川オリーブガイナーズ。
リーグ初の名球会入り指導者・駒田 徳広監督のイズムが浸透。4番のザック・コルビーを中心に得点し、松本 英明の先発から嘉数勇人のセットアッパー、最速149キロ宇右腕・平良 成につなぐ必勝パターンも確立しスタミナ切れも起こさなくなった高知ファイティングドッグス(以下、高知)。
このように各チームが特色を出したことで、残り5試合を切るまで全チームに優勝の可能性があった四国アイランドリーグplus2016公式戦後期の戦いは、9月15日(木)に決着の時を迎えた。
9月11日(日)にソフトバンク杯を制し、まずは高知優勝の可能性を消したのは愛媛。さらに9月12日(月)に徳島が高知に敗れたことにより、マジック「1」が点灯。14日(水)の高知戦では9回表に勝ち越し、一時は優勝をすぐそこまで引き寄せた。
しかしながらその裏、ザック・コルビーが一死満塁から「満塁男」駒田 徳広監督の54歳誕生日を祝う逆転サヨナラ2ベースを放ったことにより。後期優勝の行方は同日、徳島との優勝権利サバイバルマッチに引き分けた香川とのマッチレースへ。
ビジターJAバンク徳島スタジアムで徳島と対戦する愛媛は引き分け以上で優勝。同じくビジター高知市営球場で高地と対戦する香川は、愛媛が敗れた上で高知に勝利・引き分けならば逆転優勝。両チームは15日、運命の後期最終戦を迎える。
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