福永・阪神6巡目!木下、中日育成1巡目! 徳島インディゴソックスに咲いた右腕の華!!
■福永・阪神6巡目!木下、中日育成1巡目! 徳島インディゴソックスに咲いた右腕の華!!
10月20日(木)、「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が東京都内で開催され、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスからは最速152キロ、2年目でリーグを代表するエースとなった福永 春吾(投手・右投左打・185センチ90キロ・1994年5月14日生・金光大阪<大阪>高~クラーク国際記念高<通信制>~O6BULLS)が阪神タイガースより6巡目指名。同じく2年目で後期は抑えとして最速150キロのストレートで強烈なインパクトを残した木下 雄介(投手・右投右打・183センチ82キロ・1993年10月10日生・生光学園<徳島>高~駒澤大中退)が中日ドラゴンズより育成1巡目指名を受けた。
4年連続となるパブリックビューイング、指名選手の会見場となったのは徳島県板野郡藍住町にある「ゆめタウン徳島」。パブリックビューイング会場では今回初の試みとして、四国アイランドリーグplus事務局長である坂口 裕昭氏とグラゼニ女子の芹 玲那さんにより「ドラフト解説」を実施。指名選手の裏話やドラフト豆知識などを交えてファンの皆さんとおおいに盛り上がった。
その一方、指名待機場所では2度の歓喜の輪が。阪神タイガースが福永 春吾を6巡目で指名し、中日ドラゴンズが木下 雄介を育成1巡目で指名した際は、両選手とも監督、コーチ、球団代表と握手を交わし、後ろで見守っていた仲間とグータッチをして喜びを分かち合った。
ドラフト終了後は、パブリックビューイング会場に場所を移し、記者会見を開催。まず阪神タイガースより6巡目指名を受けた福永 春吾が、
「徳島インディゴソックスを応援してくださるファン、スポンサーのみなさま、球団関係者のみなさま本当にありがとうございました。本指名で指名されたことは本当に嬉しいです。阪神タイガースは地元関西の球団で人気もありますし、そこでプレーができることを大変嬉しく思います」
と語ると、続いて中日ドラゴンズより育成1巡目指名を受けた木下 雄介も、
「徳島インディゴソックスを応援してくださるファン、スポンサーのみなさま、球団関係者のみなさま本当にありがとうございました。指名をされてホっとする気持ちもありますが、これからしっかりプロ野球選手として頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と引き締まった表情で意気込みを述べた。
これで徳島インディゴソックス球団は前期終了後に移籍したハ・ジェフン外野手(東京ヤクルトスワローズへ)、ガブリエル・ガルシア投手(読売巨人軍)に続き、1年間で4人もの選手をNPBへ送り出すことに。選手を育て、ステップアップへの道を切り拓いてきた成果を4年連続NPB選手輩出で示した徳島インディゴソックスの信念は「右腕の華」を咲かせた2016年に続き、来季以降もいささかのブレもない。