第3回 サウス ディオーネ 厚ヶ瀬美姫選手2013年08月01日

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【目次】
[1]神村学園で鍛えられた日々
[2]野球から一度離れて
[3]もう一度、マドンナジャパンに

もう一度、マドンナジャパンに

――プロ入りして4年目を迎えています。ここまでのプロ生活は順調でしたか?

厚ヶ瀬 …いや、順調ではないですね。納得いかない結果も多いし、チームに迷惑をかけたこともあるので順調ではないですね。

――去年の右肩脱臼の影響も大きい?

厚ヶ瀬 脱臼はクセになっていますね(苦笑)。スローイングで外れることはないんですけど、ヘッドスライディングがちょっと不安です。ランナーとしてリードして、頭から帰塁するのはちょっと怖いです。去年の開幕戦で初めて脱臼して、これまでに4回外れています。最後に外れたのが、去年の4月のジャパンとの強化試合でした。試合後、「今シーズンはショートは守れない」と言われました。

――肩の不安がありながらも、ジャパンとの強化試合後には、マドンナジャパン・新谷博監督(元西武など)から「代表候補選手」の一人に選ばれました。

厚ヶ瀬 新谷監督からは「治ったら、代表に来てくれ」と言われましたけど、自分にとっては、ジャパンよりもこのリーグに迷惑をかけたくないという思いの方が強かったので、完全ノースローで復帰のために努力しました。筋力不足っていうのもわかったし、ケアの大切さも学びました。おかげさまで、現在は特に問題はないですね。疲れはありますけど、痛みや故障はないです。

――現在のJWBLで、得意なピッチャーと苦手なピッチャーを教えて下さい。

厚ヶ瀬 得意なピッチャーは中島さん(中島梨紗・イースト アストライア)。コントロールがすごくいいので、狙い球を絞りやすいです。苦手なピッチャー…、苦手というか、「こんなボール初めて」と思ったのが、里さん(里綾実・レース レイア)です。スライダーのキレがハンパないし、一瞬でボールが消えます。ホント、あのボールはスゴイです。あと、ボールの出し入れがとても上手なので植村(植村美奈子・サウス ディオーネ)がすごくイヤです。同じチームでよかったです(笑)。

――さて、来年は第6回のW杯が予定されています。詳細はまだ発表されていませんが、厚ヶ瀬選手はどうしますか?マドンナジャパンの一員を目指しますか?

厚ヶ瀬 行けるのなら行きたいですね。もう一度、あのジャパンのユニフォームを着たいです。自信ですか?プロ入りしてからの4年間で、バッティングと走力はアップしていると思いますけど、守備は高校生のときの方が上手だったと思います。その点がちょっと…。

――本当ですか?高校生のときも上手だったけれど、プロに入ってさらに磨きがかかっているように思いますが。

厚ヶ瀬 ホントですか。自分では、うまくなっている気が全然しないんですけど(笑)。でも、もう一度あのユニフォームを着たいので、もっと努力して頑張りたいですね。

――では、最後に「女子野球の魅力」「厚ヶ瀬美姫のセールスポイント」を女子野球ドットコムの読者の方に教えて下さい。

厚ヶ瀬 女子野球の魅力は、プロアマ関係なく、みんな笑顔で取り組んでいるので、見ている人に勇気と元気を与えられると思います。年々、技術も上がってきているので、男子とはまた違った野球をお見せできると思います。そして、自分のセールスポイントは、やっぱり守備ですよね。守備を見ていただけたら嬉しいです。ぜひ、球場にお越し下さい!

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プロフィール

厚ヶ瀬美姫
厚ヶ瀬美姫(あつがせ・みき)
  • サウス ディオーネ
  • ポジション:内野手
  • 生年月日:1991年2月12日
  • 出身地:大阪府
  • 経歴:神村学園高 - 塁ベースボールクラブ - 兵庫スイングスマイリーズ - サウス ディオーネ
  • 身長:160cm
  • タイプ:右投左打
  • 最高出塁率(2012)
    最多盗塁(2011)
    ベストナイン遊撃手(2012)
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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