第3回女子野球ジャパンカップ 1日目
第3回女子野球ジャパンカップ
11月2日(土)、静岡草薙球場で、第3回女子野球ジャパンカップが行われた。
第1試合 アストライア vs 平成国際大学

▲アストライア・川端友紀
第1試合はアストライアと平成国際大学が対戦。アストライアが で平成国際大学を下し、2回戦進出を決めた。
1回裏、アストライアは二死1塁から4番川端友紀の左翼線適時三塁打で先制。3回にも1点を追加し、続く4回には一死1塁から中平千佳、中野菜摘の連続適時打で5点目を奪った。
反撃したい平成国際大学は5回表、連打で二死満塁とすると1番兼子の走者一掃、左中間適時二塁打で3点を返した。
6回裏アストライアは大倉三佳の左前適時打で追加点を奪い6点目。最終回には平成国際大学が2点差に追いつくも、最後の打者を中飛に打ち取り試合終了。2回戦進出を決めた。
3回に適時打を放ったアストライア・川保麻弥は「プロとして恥ずかしいプレーをしているので、しっかり反省をして明日の試合はもっといい試合を見せたい」と気を引き締めていた。
(アストライア 川端友紀 主将 内野手)
序盤は動きも堅かったが、しっかりバットを振ることが出来たと思います。(来季プロに入団する新宮選手との対戦について)初球まっすぐを狙っていました。いいところに打球が飛びました。明日もアストライアらしい試合を見せたいです。
(平成国際大学 新宮)
今日は格上のプロとの対戦、最少失点を目標に掲げました。このチームで1試合でも多くプレーしたかったです。来季からプロの舞台でプレーしますが、バッターの懐、インコースに投げ込んで自分自身の体の軸をしっかりしていけないと感じています。
第2試合 フローラ vs アサヒトラスト

▲フローラ・小西美加
第2試合はフローラとアサヒトラストの対戦。12安打の猛攻で、フローラが7-1でアサヒトラストを下し2回戦進出を決めた。
フローラは初回、二死満塁の好機を作ると地元・静岡県出身の塩谷千晶が投手強襲適時打を放ち、2点を先制。3回には、二つの適時打をスクイズで5点目を奪うと、なおも二死満塁から4番中村香澄が押し出し四球を選び、試合を決定付けた。
アサヒトラストはその裏、二死1、3塁から志村の左前適時打で1点を返すも、フローラが6回に塩谷千晶のこの日2本目の左前適時打で7点目を奪い、勢いを止めることが出来ず。プロの底力を見せつけたフローラが、明日の2回戦進出を決めた。
地元・静岡県出身の塩谷千晶は3安打2打点の活躍。スタンドに駆けつけた家族の前でヒロインに選ばれ「遠くからおばあちゃんも見に来ていたので、活躍出来てよかった」と笑顔を見せていた。
(フローラ 小西美加 先発投手・完投勝利)
今日はフローラ打線が繋がり、守備でもたくさんカバーしてくれたおかげで勝利に繋がりました。塩谷選手がとてもいいプレーを見せてくれたと思います。とても助かりました。明日は高校生の勢いに押されないよう、先手で攻めていきます。目の前の試合に集中していきたいと思います。
(フローラ 塩谷千晶 内野手 静岡県出身)
知り合いがたくさん応援にきてくれたので、いいところを見せなきゃなという気持ちでした。絶対に打ちたいと思っていたのでよかったです。今日は遠くからおばぁちゃんたちも見に来ていたので、打ててよかったです。