球界初の兄妹プロ野球選手が挑む、狙うは「首位打者」。

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2015.02.13

野球を始めるきっかけとなった父親の存在



 そんな兄妹が野球をするきっかけを語るときに欠かせないのが父親の存在である。自身も軟式野球の選手として長年活躍し、現在は地元で少年硬式野球の監督を務めている。慎吾選手にとっては父親という役割以上の存在、野球においての「師匠」だという。

「今も元気に監督をしている父が、選手として活躍しているのを見て野球をしたいと思いました。小さい頃からずっと一緒に野球をやってきて、基礎をたたき込まれたという点で感謝しています。今でも、ちょっと状態が良くないときにはアドバイスをもらったりしています。自分の悪いところとか、調子が悪くなったらどうなるかとか、自分のプレーを全部わかってくれているので」。今でも年末年始は実家の大阪へ帰省し、野球談議に花を咲かせ、家族との絆を深めている。

「8歳で兄と同じ野球チームに入って、初めて野球を教えてもらったのが父です」と、語る友紀選手。「グラウンドでは厳しいですけど、家では普通の良いお父さん。そんなに怒られた記憶はないですね」と、野球一家に生まれ、野球を始めることは必然の流れであり、兄を含む周りの環境に恵まれたことも今の友紀選手の土台を作っている。

SSKとのアドバイザリースタッフ契約



 兄妹は今年、二人揃ってSSKとアドバイザリースタッフ契約を結んだ。野球をする上で大切なことは、「何より道具を大切にすること」と語る慎吾選手。バットは7年前から同じスペックのもの(85cm、910g)を使っている。「追い込まれてからも粘れるように、重心がグリップ寄りになっていて扱いやすいんです。もうこのバットから離れられないですね」と、SSKを選ぶ理由を語ってくれた。

 また、女子プロ野球選手初のアドバイザリースタッフ契約を結んだ友紀選手。「女子野球では金属バットを使っていて、いろいろなバットを試したのですが、一番振り抜きやすいバットを用意してくれたことが今回契約した大きなポイントになりました」と、国内リーグ戦から世界大会まで一年を共に戦う相棒として大きな信頼を寄せてくれた。「女子プロ野球を盛り上げるため、一緒になって戦っていくと決めました」と、契約したことに満足するだけではなく、しっかり成績で応えると決意を述べた。

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