「西谷ジャパン」前回リベンジで地元開催での初頂点へ 「第27回WBSC U-18ワールドカップ」グループ分け決定!

「西谷ジャパン」前回リベンジで地元開催での初頂点へ
「第27回WBSC U-18ワールドカップ」グループ分け決定!
2年前に台湾で流した涙を、聖地・甲子園での歓喜に変えるために。
西谷 浩一・大阪桐蔭高監督が指揮する「侍ジャパンU-18日本代表」が参戦、2015年8月26日(水)から9月6日(日)まで阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)をメイン会場に行われる「第27回WBSC U-18ワードカップ」のグループ分けが、さる4月10日(金)・WBSC(世界野球ソフトボール連盟)から発表された。
WBSC野球ランキング1位の日本は「グループA」に振り分けされることに。まず1次リーグでは同組のアメリカ(同2位)、メキシコ(同12位)、オーストラリア(同14位)、ブラジル(同15位)、チェコ(同20位)と総当たりで対戦する。
ここで上位3位に入れば、2次リーグでキューバ(同3位)・台湾(同4位)・カナダ(同7位)・韓国(同8位)・イタリア(同11位)・南アフリカ(同29位)が入った「グループB」の1次リーグ上位3か国と対戦。1次リーグ上位3チームとの成績を加えた総合成績上位2か国が9月6日・阪神甲子園球場で行われる決勝戦へ進む。
前回大会は松井 裕樹投手(桐光学園3年・現:東北楽天・侍ジャパントップチーム)、森 友哉捕手(大阪桐蔭3年・現:埼玉西武)(2014年インタビュー)、安樂 智大投手(済美2年・現:東北楽天)(関連コラム・2013年インタビュー)の活躍で、2004年・第21回大会以来、5大会ぶりの決勝戦進出もアメリカに2対3で惜敗。初の世界一を逃している日本。
その悔しさを指揮官として最も知る西谷監督や全ての高校野球関係者、第87回選抜高等学校野球大会出場選手を対象に大会優勝投手・平沼 翔太(敦賀気比3年)(2015年インタビュー)や、最速152キロ右腕・高橋 純平(県立岐阜商3年)(2015年インタビュー【前編】【後編】)といったドラフト注目選手をはじめとする30名が選出されたU-18日本代表候補1次選考メンバー。そして第97回全国高校野球選手権後に発表される大会最終メンバー入りを狙う全国津々浦々の高校球児にとっても、相手がはっきり見えたことは、今後の練習を進める上での高いモチベーションにつながっていくはずだ。
合言葉は「2年前のリベンジ」。そして「高校野球の聖地で18歳以下野球世界一」。その戦いはもう、始まっている。
【ベースボールドットコム編集部】


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