第1回 2011年度版 社会人ドラフト特集2011年10月26日
今年は、東日本大震災の影響で多くのJABA大会が中止となったこともあり、社会人野球の情報が少ない年といえる。それだけに10月22日から開幕した都市対抗は、ドラフトという観点からも事実上のラストチェックである。都市対抗予選、地方大会、大学・社会人のオープン戦などの情報を統合し、指名が予想される選手を提示したい。
上位候補

安達了一(東芝)
昨年の都市対抗で、新人賞となる若獅子賞を獲得した安達了一(東芝)。巻き込むスイング軌道から鋭い打球を連発し、ショートの守備でも基本忠実に処理するプレースタイルで大型遊撃手としての期待が大きい。今年のスポニチ大会でも、ホームランと軽快な守備を披露するなど個人的な評価も高い。しかし、勝負の都市対抗ではノーヒット。ただ、センターライナーを見せた一打は、手元でしっかりと押し込んでバックスクリーン近くまで鋭い打球を飛ばした。彼の打撃のポテンシャルは、主力選手として育て上げたいと思わせるものがある。
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