第5回 アトランタ'96 五輪メンバーたちの座談会 〜第二夜〜 『決勝・キューバ戦の秘話』2013年02月22日

社会人野球を愛する皆様へ…座談会企画の第二弾!
WBCを目前にアトランタ五輪メンバーたちが集結!
第二夜は激闘となった決勝・キューバ戦の秘話を語ります!
6点差からの同点劇の裏側、決勝前夜の心境など、
今まで語られることのなかった当時の思い出が明かされます。
オールドファンはもちろん、WBC世代も必見の内容です!
【目次】
アトランタ'96 銀メダルメンバーたちの座談会 〜第二夜〜 本編再生はこちらから!
出演者プロフィール
アトランタ五輪 野球日本代表 ハイライト
番組のトーク中に登場する、懐かしの選手たち
中村大伸 氏
NTT東京では都市対抗10年連続出場。アトランタ五輪では主将としてチームをまとめ銀メダル獲得に貢献。
木村重太郎 氏
東芝の主力投手として活躍。アトランタ五輪ではチームタイの6試合に登板。
桑元孝雄 氏
西郷選手と共に強打の三菱ふそう川崎を牽引。現在は母校の武相高で指揮を執る。
西郷泰之 選手(Honda)
社会人を代表するスラッガー。アトランタ五輪時は三菱ふそう川崎に所属。国際大会経験豊富なミスター社会人野球。
予選リーグではキューバ、オーストラリア、アメリカに3連敗で予選敗退の危機。
しかしエース・杉浦の復帰もあって3連勝で土壇場から準決勝進出を決める。
準決勝では予選でも大敗を喫したアメリカを見事に攻略。
そして決勝のキューバ戦はすさまじい打撃戦。
序盤に一気に6点を背負った日本だが、中盤、松中の満塁弾で同点に。
しかし強力キューバ打線を抑えきれず再びリードを奪われ、優勝はならなかった。
1戦目 ◯ 12-2 オランダ
2戦目 ✕ 7-8 キューバ
3戦目 ✕ 6-9 オーストラリア
4戦目 ✕ 5-15 アメリカ合衆国
5戦目 ◯ 13-6 ニカラグア
6戦目 ◯ 14-4 韓国
7戦目 ◯ 12-1 イタリア
準決勝 ◯ 11-2 アメリカ合衆国
決勝 ✕ 9-13 キューバ
■杉浦正則 氏(日本生命硬式野球部前監督)
日本生命
プロ入りの誘いを何度も受けるほどの大投手であったが、アマチュアにこだわり、五輪三大会連続出場。その姿にミスターアマチュア野球と呼ばれた。
■松中信彦 選手(福岡ソフトバンクホークス)
新日鐵君津ー福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークス
21歳ながら自慢の長打力で代表入り。決勝のキューバ戦で満塁本塁打を放ち、一躍注目を浴びる。
■太田垣耕造 氏(シドニー五輪 野球日本代表監督)
尾道商ー青山学院大ー[team]東芝[team]
監督として、東芝の黄金時代を築いた実績を買われ、アトランタ五輪ではコーチを務めた。2000年のシドニー五輪では代表監督として指揮を執った。
■オマール・リナレス(元 キューバ代表)
わずか17歳でキューバ代表入りしたキューバ史上最高の三塁手。国内リーグで、計5度の首位打者を獲得し、うち打率4割超えが4回。
■オレステス・キンデラン(元 キューバ代表)
1992年のバルセロナ五輪にキューバ代表に初選出された右打ちのスラッガー。以降アトランタ、シドニーの3大会に連続出場した。
■アントニア・パチェコ(元 キューバ代表)
長年、キューバの国内代表として活躍。勝負強い打撃に11大会で、打率4割を記録。軽快なフットワークを活かした二塁守備も魅力であった。引退後、2008年の北京五輪で代表監督を務めた。
制作:社会人野球ドットコム