選手名鑑

加藤 辰祐(新日鐵住金東海REX)

加藤 辰祐

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加藤 辰祐

所属チーム:
新日鐵住金東海REX
所属都市:
東海市
球歴:
育英 – 龍谷大学
ポジション:
外野手
投打:
右/左
身長:
184cm
体重:
80kg
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  • 寸評
     龍谷大学時代からドラフト候補として注目された加藤 辰祐。東海REXでもクリーンナップとしてチームを引っ張っている。
    (打撃)
     大学時代はリーグ通算8本塁打を放った長打力が売りの加藤。スポニチ大会で見た加藤は長打力よりも巧さを感じる打撃を披露。JR東日本戦では3安打。カーブを引き付けてレフト前ヒット、低めのストレートを捉えライト線二塁打。そして低めに落ちる変化球を引き付けてレフト前ヒットと3安打を打つ活躍を見せた。

     スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。

     投手の足が着地する寸前に始動を仕掛ける。始動の仕掛けは遅い選手で、ボールを引き付けて叩く。仕掛けが遅いため、一定レベル以上の速球には差し込まれやすく、140キロ以上の速球には空振り・バットを折られるシーンが見られた。

     足の引き上げは小さく、真っ直ぐ踏み込んでいく。トップの動きは小さく、やや浅め。しっかりとトップを形成しないうちに振り出すこともあるので、強い打球を打ち返すことが出来ていない。スイング軌道はややアッパースイング気味で、低めの球には美しいスイング軌道で、鋭い打球を飛ばしていく。緩い変化球にも体勢を崩さずに流し返す上手さも持っている。ただ内角・高めには弱い。内角にはバットが遠回りして的確に捉えることが出来ずに、内野ゴロになることが多い。
    (守備・走塁)
     
     大学時代からレフトという守備位置ながら強肩をアピールしていた加藤。コンパクトなフォームから正確なスローイングが出来る選手だった。今回も正確なスローイングを見せており、安定している。打球に対する反応はまずまず良く、守備範囲は標準レベル。守備については無難にこなす選手だ。

     塁間タイムは4.20秒前後。二塁打のタイムも8.30秒前後と平均的な脚力。特に足を売りにする選手ではない。
    将来の可能性
     低めの球を振り抜き、あっという間に長打にする技術には惹かれるものがある。ただ今の遅い仕掛け・スイング軌道を見ると打つポイントが限られており、守備・走塁も特別光るものはなく、トータルで見るとドラフト候補としては物足りない選手だ。とはいえ、チーム内では最も信頼を置ける左打者の一人であることは間違いない。

     初めてスポニチ大会出場し、悲願の都市対抗出場へ向けて、機運が上がっている東海REX。東海地区予選は厳しい戦いが予想されるが、その中で主力選手に相応しい結果を残してくれる事を期待したい。
    情報提供・文:2012.04.11 河嶋 宗一

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