2013年10月29日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)

Honda熊本vsJFE西日本

第39回社会人野球日本選手権 1回戦
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

円陣を組むJFE西日本

 公式戦は6回が最長だという平田だが10回のマウンドにも立つ。「向こうも陶山君がエースの意地を見せていたというか、うちも平田を立てた以上、簡単には代えられなかった」とHonda熊本・渡辺監督。延長に入っても陶山と平田の投げ合いは続き、10回、11回と進んでも点は入らない。試合は一死満塁から始まるタイブレークへ。

 陶山はHonda熊本4番・浜岡を1ボール2ストライクと追い込むが4球目、三振を狙った変化球が低めに外れ痛恨のワイルドピッチ。1点を失ってしまう。それでも浜岡 直人、川嶋をショートフライに打ち取り追加点は許さない。

 12回の裏、抑えの経験もある平田は3番から始まる攻撃も連続で内野ゴロに打ち取りゲームセット。最後まで球威が衰えることは無かった。
 試合後、渡辺監督は陶山について「さすがに中国地区を勝ち抜いて来たピッチャー」と賛辞の言葉を送り、自軍のエース・平田についても「初戦の固さが出て打てないところをカバーしてくれた。平田に尽きる」と絶賛。

 DeNAベイスターズからドラフト2位指名された平田にとっては、この日本選手権がHonda熊本の選手として戦う最後の大会になる。チームとしても全国大会では初戦負けが続いていたこともあり、試合後には「何も恩返し出来ていなかったので、1回は勝って貢献したかった」と胸をなでおろす。

 陶山は平田を上回る11個の三振を奪う好投を見せたが、たった1球のコントロールミスに泣いた。共に11 2/3回を投げ切り(12回は一死から始まるため)、球数は陶山が157球で平田が154球。

 延長12回を戦いながら試合時間は2時間40分。スピーディーで密度の濃い白熱の投げ合いであった。

(文・小中 翔太


第39回社会人野球日本選手権特設サイト

応援メッセージ (1)

Honda熊本野球田尻こうや 2013.12.20

応援メッセージを投稿する