2013年11月06日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)

富士重工業vs三菱重工広島

第39回社会人野球日本選手権 準決勝
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インタビューを受ける水久保監督(富士重工業)

 6回にも互いにチャンスが続く。
 三菱重工広島は3番・國本 剛志のツーベースヒットなどで二死一、二塁とするがあと1本が出ない。富士重工業もこの回からマウンドに上がった三菱重工広島2番手・野上 祐司に対し、4番・林 稔幸のヒットなどで二死一、二塁とするがあと1本が出ない。

 0-0で突入した終盤戦、結果的に勝負を分けることになる先制点は7回、意外な形で富士重工業にもたらされた。

 一死から船引がヒットで出塁すると日置のショートゴロで進塁し二死二累。ファールで粘った小川の打球は平凡なサードゴロとなりチェンジかと思われたが、これをサード・松永 弘樹が悪送球。2走・船引が生還を果たした。

 緊迫した展開に援護点をもらったエース・東明が燃えた。
 8回、三菱重工広島の攻撃は1番から始まる好打順。3人で終わらせたいこの回、1番・松永、代打・福田を連続三振に仕留め奪三振数を2桁に乗せると3番・國本もショートゴロ。9回も4,5、6番の中軸を3人で抑え逃げ切りに成功した。

 水久保監督は「執念で点取れた。夏以降しっかり守りをやってきたしノーエラーでうちらしい野球が出来た」と試合を振り返る一方、「相手もコーナー突くピッチングしていたので接戦になるとは思っていたけど、ここまでバッティングさせてもらえないとは思わなかった」と三菱重工広島の鮫島、野上投手に敬意を表した。

 オリックス入りとなる東明は、京セラドーム大阪が会場の今大会で3つ目のウイニングボールを手に入れた。試合後には「もう1つあれば監督にあげたい」と笑顔で話していた。

(文・小中 翔太


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