2014年07月20日 東京ドーム

大阪ガスvsJR東日本東北

第85回都市対抗野球大会 2回戦
印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

 JR東日本東北では2番手・加藤正志がサイドハンドから技巧の持ち味を発揮した。
ストレートの速さは120キロ台だが、これを大阪ガス打線は捉え切れない。牧田和久(西武)がプロで見せているように、技巧派ほど重要なのは踏み込みを許さないための内角攻め。これを加藤も実践した。6回3分の1を投げて2安打、1失点は見事と言うしかない。

 この試合で目立ったのは投手だけではない。両チームの捕手が見事な強肩を見せた。
イニング間の二塁送球タイムはJR東日本東北の新人・薗部優也(22歳・右投右打・174cm/80kg)が最速1.85秒、大阪ガスの2年目・戸柱恭孝(24歳・右投左打・178cm/83kg)が最速1.90秒で、ともに社会人屈指のレベル。戸柱は今年の、薗部は来年のドラフト候補と言っていい。

 打撃面でも薗部が5打数3安打、戸柱が4打数3安打3打点と拮抗しているが、薗部が1回の無死一、二塁以外では走者がいる場面での打席がなかったのに対し、戸柱は5打席とも走者を置いた場面で打席が回り、4回に2ランホームラン、11回に勝ち越しタイムリーを放ち、チームに勝利を呼び込んだ。

 決勝打を放った場面(1死三塁)ではJR東日本東北内野陣は当然のように前進守備を敷いたが、マウンドに立つ内山拓哉の持ち味はベース近くで動くクセ球。引っ掛けた打球が予想できたはずだが、打球が無情にも前進守備のセカンドの右を緩いゴロで抜けていった。戸柱の勝負への執念が上回ったと言ったほうがいいかもしれない。

 試合は4対3の接戦だったが、打者走者の走塁という点で見ると、大阪ガスの圧勝だった。
一塁到達4.3秒未満などのタイムクリアは大阪ガスの3人3回に対して、JR東日本東北はゼロ。フライアウト14個、三振6個では淡白なゲーム運びと言われても仕方ない。

(文=小関 順二

都市対抗スペシャル!こちらの記事もチェック!!

小関順二の『社会人出身の2014年『新人王』候補は誰だ?』
小関順二の『過去5年間の社会人出身選手の活躍を振り返る』

都市対抗特設応援サイト 更新中!


応援メッセージ (1)

JR東日本東北お疲れ様です!応援してます(((o(*゚▽゚*)o)))服部隆 コーチ 2014.07.21
惜しかったですね。現在引退後、コーチに就任しまたワクワク…野球人生満喫されている様で何よりです。
来年は更なる飛躍を陰ながら末永く応援しています。服部隆さんの現役時代のプレ今でも記憶にありますよ。これからも応援していますね。
阿部妙子

応援メッセージを投稿する