- トップ
- 試合記事一覧(大会別)
- 第41回社会人野球日本選手権
- セガサミーvsフェデックス
セガサミーvsフェデックス
セガサミー、初優勝へ向けて好スタート

先制のタイムリーを放った高島 秀伍(セガサミー)
ベンチ入り25人中20人が出場。それは昨年準優勝のセガサミーにとっては8対1のスコアが示す通り、総力戦ではなく経験を積ませるための余裕の交代劇だった。
セガサミーは2回に高島 秀伍のタイムリーで先制するとなおも無死一、三塁から富田 裕貴の打席でエンドラン。一、二塁間に転がったゴロに逆を突かれる形になったフェデックスのセカンド・藤村 修は一塁に投げるのが精一杯。この間に三走・川端 裕也が生還し2点目を奪った。
その後も順調に得点を重ねることになるセガサミーの攻撃で目立ったのは、打撃力よりもむしろ走塁への意識。
初回、高いフライを打ち上げた江藤 圭樹は全力疾走を怠らずに走り、打球がセカンドとセンターとライトの中間地点に落ちると一気に二塁に到達。
2回の先制点も先頭の須田 凌平が相手の悪送球で出塁したことがきっかけだったが、この時須田は悪送球だとわかると一塁ベースを駆け抜けることなく全く無駄のないベースランニングで二塁に向かった。
4回にも須田はヒットを放ち出塁すると続く川端の初球に盗塁を決める。追加点の絶好のチャンスに川端はセンターオーバーのフェンス直撃のタイムリースリーベース。この時、フェデックスのセンター・徳永 慎太郎はフェンスいっぱいまで追うのではなくクッションボールに備えてフェンスから少し離れた位置で待っていたが、打った瞬間から二塁打ではなく三塁打を狙っていた川端は躊躇なく二塁ベースを蹴る。続く高島のレフト線に落ちるタイムリーツーベースで川端が悠々生還し、この後富田の送りバントと谷澤恭平のフォアボールで一死一、三塁とチャンスを広げる。
一塁への牽制で三塁ランナーがリードを大きく取るなど常に隙あらばの姿勢を見せ、1番・本間 諒の2球目に一走・谷澤が盗塁を敢行。これがフェデックスの捕手・木佐木 聖也の悪送球を誘い、5点目が入る。さらに一死三塁から本間がレフトへ犠牲フライを放ちさらに1点を追加。タイムリー以外でも2点を奪い4回までに6安打で6得点を挙げた。
下記写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フェデックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | ||||||
セガサミー | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 8 |
フェデックス:押江、松本、景山-木佐木
セガサミー:横田、陶久、森脇、氏家、前原-須田、佐藤
三塁打:川端
二塁打:江藤、川端、高島(セ)