2015年11月05日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)

大阪ガスvs永和商事ウイング

第41回社会人野球日本選手権 2回戦
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小畑 彰宏(大阪ガス)

 永和商事ウイングの先発・高橋を引きずり降ろすと、2番手・武田 征也も早々と5回に攻略する。先頭の伊藤がツーベース、岸田のラインぎりぎりに転がしたバントをサード・中居は捕らずに見送ったがラインを割ることなく三塁ベースに当たりヒットに。無死一、三塁から7番・大谷 幸宏がレフトへタイムリーツーベースを放つとマウンドから武田の姿が消えた。3番手・渡辺 康介から追撃の一打は放てなかったが、前半だけで11安打6得点。

「センター中心に返していこうと言っていて、逆方向への犠牲フライだったり効率よく打ってくれた」中盤で一気に流れをつかんだ打線のつながりに竹村 誠監督も声を弾ませた。

 打線の援護を受けた先発・小畑 彰宏は初回に渡邊 耀の足で先制を許し、4回に4番・中居に一発を浴びたものの7回を3安打2失点にまとめた。

 右腕をしならせてサイドスローから投げ込むストレートは最後まで永和商事ウイング打線を牛耳り、高卒1年目の捕手・岸田も「狙われてる球わかったので試合の中で配球変えられました。小畑さん、球速くてまっすぐ中心で押せるのにスライダーに頼り過ぎた。ホームラン打たれたのもスライダー。もっとまっすぐ使っていこう」と1回戦以上にどっしりとした落着きを見せた。

 中盤にまとめて得点した後、6回、7回は追加点を奪えなかったが、8回に藤原の犠牲フライでダメを押せたことで8回は土肥星也、9回は緒方悠を登板させ連戦となる準々決勝の戦いに備えた。ストレートの球速が常時140km/hを超える速球派左腕・土肥は「ストレートも走ってましたしどんどん押して行けた。3連戦はどういう場面で行っても抑えられるように」と出番を待つ。

 都市対抗準優勝で日本選手権でも優勝候補の一角、大阪ガスのエンジンが温まってきた。

(文=小中 翔太)


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