2015年11月06日 京セラドーム大阪(大阪ドーム)

三菱重工神戸・高砂vs伯和ビクトリーズ

第41回社会人野球日本選手権 2回戦
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先発で好投を見せた椙山聡哉(伯和ビクトリーズ)

 すると7回裏、ラッキーな形で大きな2点が入る。二死一、三塁から一走・上田颯人がスタート。三菱重工神戸・高砂の捕手・森山が送球すると同時に三走・伊藤淳もスタートを切るが重盗は読まれピッチャーカット。三本間で挟まれたがランダウンプレーの送球が伊藤の背中に当たりボールが転がる間にホームイン。「失敗したと思った。ラッキーだった」とベンチの東監督も喜ぶ追加点を挙げた。さらに二死三塁から8番・宮田孝也のセンター前に抜けようかという当たりをショート・宮崎雅史が手を伸ばしてつかむが、一塁への送球が高く逸れる。

 ボールがカメラマン席に飛び込み3-0。リードを広げてもらった佐原は8回も3人で抑え、9回も簡単に二死を奪う。6回二死でマウンドに上がってから打者9人をパーフェクト。ちょっと力んだという池田に四球を1つ与えてしまうが、続く西岡 武蔵を2球で追い込み、4球ファールで粘られたものの最後は141km/hのシンカーで空振り三振。「ボールでもいいと思いきって腕振ってなげました」という渾身の1球でイメージ通り三振に仕留めた。

 初戦は痛打を浴びた投手陣だがこの日は4人の継投で完封。「初戦はピッチャーが13安打打たれましたけど本来はピッチャー中心の守備と少ないチャンスをものにする野球。今日はピッチャーがよく0点に抑えてくれました」と東監督も一番の勝因に挙げていた。8強入りは8大会ぶり2回目。東監督は「力あるチームばかりなので食らいついて、接戦に持ち込みたいなと思います」とさらなる上位進出に目を向けていた。

(文=小中 翔太)


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