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第127回 黒田 博樹(広島)が現役続行!2015年12月14日

【目次】
5位 MLBを代表する剛速球左腕・チャップマンがドジャースへ移籍!/ 4位 岩隈久志がドジャースと契約合意!
3位 前千葉ロッテのルイス・クルーズが巨人に入団!/2位 山田哲人が来季は背番号1でプレー!
1位 黒田 博樹(広島)が現役続行!
MLBでは大型選手の契約、NPBでは大型選手の契約更改、去就が話題になる季節。今週はその中から5つのニュースをピックアップしました!
※NPBの選手成績は今シーズンの終了成績です。
5位 MLBを代表する剛速球左腕・チャップマンがドジャースへ移籍!

MLBを代表する剛速球左腕・チャップマンがドジャースへ移籍!
12月8日、レッズのチャップマン投手でトレードでドジャースに移籍することがアメリカメディアで報じられた。
2009年、WBCに出場。160キロを超えるストレートを武器にする剛速球左腕として出場。そして2010年にはレッズでMLBデビューを果たす。出番はリリーフが中心。2年目の2011年には54試合に登板し、2012年からクローザーに定着。38セーブを上げるとレッズ不動のクローザーとなる。常時160キロを超える速球、150キロ近い変化球など次元が違うスピードボールで、次々とMLBの打者をねじ伏せ、2012年からの4年連続で30セーブ以上を上げ、奪三振もクローザーなのに、4年連続で100奪三振以上。三振が奪える剛速球クローザーとしてこれ以上ない働きを見せていた。
ここまでの6年間で、19勝20敗、146セーブ、319イニングを投げて546奪三振と驚異的な数字をマークしていた。
MLBは永続的にその球団にいることは少ない。多くの選手が移籍する。チャップマンもその一人だった。日本ではこれほどの投手だとFA取得するまで移籍することはあり得ない。それぐらい流動性がない世界だが、MLBではどんどん移籍する。今回はトレードで移籍するのだから驚きだ。ドジャースには不動の抑え・ジャッセンがいるが、ジャッセンとの兼ね合いも必要になりそうだ。来季、ナ・リーグ西地区の地区王者としてさらなる期待がかかるドジャース。チャップマンにかかる期待は大きくなりそうだ。
<アロルディス・チャップマン投手の球歴>
シンシナティ・レッズ(2010年-2015年-)-ロサンゼルス・ドジャース(2016年-)
4位 岩隈久志がドジャースと契約合意!
12月6日、岩隈久志投手はロサンゼルス・ドジャースと契約合意を結んだ。

岩隈久志がドジャースと契約合意!
今年は出遅れたとはいえ、9勝5敗、防御率3.54と及第点といえる数字を残した岩隈久志。さらに今季は自身初のノーヒットノーランも達成した。
3年連続で二桁勝利はならなかったももの、MLB4年間で通算47勝25敗と貯金22を稼いだのは素晴らしい実績といえる。年間10勝が計算できる、防御率も3点台に収める。そんな岩隈の年俸は一気に上がり、ドジャースとは、3年4500万(約54億円)と高額待遇。約18億円も稼ぐ選手となったのだ。
ドジャースは今季19勝のグリンキーがダイヤモンドバックスへ移籍。それだけに岩隈自身、意気を感じているだろう。日本の野球ファンが願うは今季301奪三振を記録したクレイトン・カーショウとの共演。ぜひ我々を興奮させる活躍を見せてほしい。
<岩隈 久志投手の球歴>
堀越-近鉄バファローズ(2000年-2005年)-東北楽天ゴールデンイーグルス(2006年-2011年)-シアトルマリナーズ(2012年-)-ロサンゼルス・ドジャース(2016年)
独占インタビュー 第141回 シアトル・マリナーズ 岩隈久志選手
独占インタビュー 第170回 シアトル・マリナーズ 岩隈 久志投手
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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