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第128回 藤浪晋太郎が倍増で1億7000万で契約更改!2015年12月21日

【目次】
5位 セーブ・歴代7位の馬原孝浩が現役引退を決める/ 4位 巨人がMLB通算122発のジョーンズと契約
3位 元ヤクルトのバーネットがレンジャースと契約!/2位 元中日のルナと広島と契約合意!
1位 藤浪晋太郎が倍増で1億7000万で契約更改!
3位 元ヤクルトのバーネットがレンジャースと契約!

元ヤクルトのバーネットがレンジャースと契約!
12月11日、読売ジャイアンツは前ロッテのルイス・クルーズ選手と2年契約を結んだことを発表した。
東京ヤクルトの優勝の立役者の1人といっていいバーネット。近年、投手陣に不安を抱えていたが、クローザーとして素晴らしい働きを見せた。バーネットはなんと6年間もヤクルトに在籍しており、燕戦士。2010年は先発として4勝5敗、防御率5.99と大荒れの数字。普通ならば、戦力外になっていてもおかしくない成績だが、残留。バーネットは2年目から活躍し、2年目は48試合に登板し、防御率2.68と大ブレイク。そして2012年はクローザーに定着し、57試合に登板し、33セーブを挙げ、防御率1.82と素晴らしい成績を残したが、2013年は防御率6.02、2014年は防御率3.34と好不調の波が激しかった。
このままではいけないと感じたのか。マウンドの立ち居振る舞いが変わった。投げるまでは冷静だが、三振を奪えば、雄叫び。まるで挑発をしているかのような感じにも見えるが、強気なマウンド捌きを見せるようになったバーネットは、今季59試合に登板し、41セーブ、防御率1.29と日本にきてキャリアハイの成績を残し、リーグ優勝に貢献した。
数字が悪くても自分を残してくれたヤクルトには恩義がある。だけど、自分自身、メジャーに挑戦したい思いは捨てきれない。バーネットはポスティングで移籍希望。入札金が球団に入って、自分もメジャー入りが決めればお互いもハッピーになるということだったが、その願いはかなわず入札なし。だがヤクルトは自由契約でバーネットのMLB入りを後押しした。こうして6年間の課程を経て、一投手として大きく成長したバーネット。活躍することがヤクルトへ最大の恩返しとなるだろう。
<トニーバーネット選手の経歴>
東京ヤクルトスワローズ (2010年-2015年)-テキサス・レンジャーズ (2016年-)
2位 元中日のルナと広島と契約合意!
12月18日、広島東洋カープは前中日のエクトル・ルナ選手と契約を交わしたことを発表した。

元中日のルナと広島と契約合意!
どちらに転ぶか。打撃技術はリーグ屈指のものがあるが、ケガ気味だったルナ。2013年はケガもあり、出場は85試合に出場し、打率.350、9本塁打、51打点とフル出場さえすれば、首位打者も狙える数字だった。そして2014年は127試合に出場し、17本塁打、73打点、打率.317と好成績を残したが、2015年は134試合、8本塁打、60打点、打率.292と文句なしの残留と推せるほどの数字ではなかった。また三塁手として守備率.953はやや不安。高額な年俸もあり、今季限りでの退団が決まった。
広島は三塁手が固定されていない状況。2014年のような活躍ができれば、広島にとっては大万歳といっていいだろう。広島は外国人7人体制と不調ならば、すぐに二軍落ちになる状況も大きいといっていいだろう。球団が変わっても打撃力の高さを発揮できるか注目だ。
<エクトル・ルナ選手の経歴>
-セントルイス・カージナルス (2004 - 2006)-クリーブランド・インディアンス (2006)-トロント・ブルージェイズ (2007年-2008年)-フロリダ・マーリンズ (2010年)-フィラデルフィア・フィリーズ (2012年)-中日ドラゴンズ (2013年-2015年)-広島東洋カープ (2016年-)
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- 編集長 河嶋 宗一
- 出身地:千葉県
- ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
- ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
- ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
- ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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