第4回 データを使った守備評価の基本(2) 「"DER"の次のステップ」2014年07月09日

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【目次】
[1] 内野と外野に分け、守備の働きを捉える
[2] 「Batted Ball」とその先の評価
[3] 最後に…このデータをどう読み解くか?

最後に…このデータをどう読み解くか?



 平均失点が同じレベルのチームを比較してみよう。広島と中日は1試合に喫する失点はほぼ同じで、その他の数字も近い値が出ている。目立って異なるのは外野フライの処理と四球割合。外野フライの処理では中日が、投手が四球を与える割合では広島のほうが良い値を出している。広島は外野守備、中日は与四球削減が、失点をさらに減らし、相手を上回るための優先課題だということがつかめる。

(文=市川博久+DELTA



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プロフィール

DELTA
DELTA
  • 合同会社DELTA
  • 2011年設立。スポーツデータ分析を手がける。代表社員の岡田友輔と、協力関係を結ぶセイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。
    書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える セイバーメトリクス・リポート1,2,3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクスマガジン1,2』(DELTA刊)、メールマガジン『Delta's Weekly Report』などの媒体を通じ野球界への提言を行っている。
  • 最新刊『セイバーメトリクス・リポート4』を3月27日に発売。

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