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第13回 ついに見せてくれたTANAKA TIME!田中将大、復帰までのプロセス2015年06月04日

 この日、試合後ニューヨークに戻った田中投手は、翌日、西海岸に遠征に出ているチームに合流。
そこで首脳陣とのミーティングを経て、6月3日のシアトル・マリナーズ戦でのメジャー復帰が決定。

80~85球を目途に先発のマウンドに上がる予定で、復帰のアナウンスの発表後、メディアに応じた田中投手は、
「チームの勝ちにつながる投球をしっかりマウンドでしたいと思います」とコメントした。

多くのヤンキースファンが待ち望んだ“TANAKA TIME”が戻って来た!
現地時間6月3日、41日ぶりのメジャーのマウンドで見事な投球を披露した田中投手。
この日は7回、78球を投げ3安打1失点無四球9奪三振という成績で3勝目を挙げた。速球のスピードも最速95マイルをマークした。

田中 将大投手(ニューヨーク・ヤンキース)

試合後、田中投手はメディアの囲みに対し、
「本当に今日は良かったですけど、また次どうなるかわからないので。今日良かったところは良かったこととして次につなげていけたらと思っています」と話し、今日の試合前はどんな気持ちだったか?ということについては、
「特別な緊張感もなく、チームが昨日も一昨日もこのカードで勝っていたので、今日も勝ってニューヨークに帰るぞという気持ちでいた」と述べた。

ジラルディ監督も、
「今日の田中投手は信じられないくらい素晴らしいピッチングをしてくれた。田中投手の精神的なタフさが際立った」と絶賛!

田中投手の復帰第一戦は、圧倒的なピッチングで相手打線を完全に封じ込めた素晴らしいものであった。
辛辣なニューヨークのメディアでさえも、この日の彼の素晴らしい復帰第一戦には舌を巻き、田中投手を絶賛する記事が踊っていた。

『田中投手完全復活!』というにはまだ早いが、まだまだ続く長いシーズン、ケガすることなくヘルシーに、今日のような田中投手らしい圧巻のピッチングを続けていって、ニューヨークのファンをますます魅了してほしいと思う。

(文・中薗麻衣

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プロフィール

中薗麻衣
中薗麻衣
  •  ニューヨーク在住6年目。現在、ニューヨークのTVプロダクションに勤務し、MLBをはじめNBA, NFLなどアメリカンスポーツ取材を2010年より行い、日本向けに、コラム執筆、取材リポート、映像編集、番組コーディネート業等、幅広く活動している。

     NHKスポーツニュース番組、「おはよう日本」スポーツコーナーMLBスプリングトレーニング等他多数。週刊ダイヤモンドオンライン「アメリカンスポーツビズの歩き方」コラム執筆、週刊NY生活「MLBコラム」、週刊NY生活TV、テレビ東京「海外いくならこーでね~と!」出演など。

  • twitter:@Maia_K_Nakazono

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