印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

第20回 田中将大、12勝7敗でシーズン終了!チームはワイルドカード進出!2015年10月02日

田中将大、12勝7敗でシーズン終了(写真:共同通信)

 試合はその後、ヤンキースは6回のロドリゲス選手、レッドソックスは7回にベッツ選手のホームランでそれぞれ1点ずつ追加点をあげ5対5のまま延長戦へ。

 試合時間が4時間を越えた11回の表、レッドソックスはヤンキースの5人目ベイリー投手から先頭のショウ選手が内野安打で出塁し、7番スワイハート選手とマレロ選手の連続ヒットで勝ち越し、1番ベッツ選手が6人目のシュリーブ投手からこの日2本目となる2ランホームランを放って試合を決めた。

 試合後田中投手はメディアの囲みに対し、今日の登板を振り返って全然ダメだった、もう全部が良くなくぐちゃぐちゃだったと悔しさをにじませながら話していた。

 またこの日は強風に煽られる場面もあり、ボールがコントロールできていなかったので、多少なりとも修正するのに時間がかかってしまった部分もあり、今日はどのボールが使えるかというのを探りながら投げていた感じだったが、この日、久しぶりに実戦のマウンドに立てたことで、次のマウンドに上がるときには、今日よりは絶対良くなっていると今日の登板を経て思うと話していた田中投手。

 この日の登板に関して、試合後ジラルディ監督は、
「田中投手は前回の登板から12日も間が開いたこともあって、さび付いたピッチングになっていた。それでもヤンキースは何度も勝てるチャンスを迎えたが勝利することができず、とても残念な試合となった」
とメディアに向けて話し、田中投手は次回、プレーオフをかけたワイルドカードゲームに登板することになるが、今度は中5日で、いつも通りの調整での登板になるので、彼をその試合に登板させることに何の揺らぎも感じていない。

 ヤンキースは同じくワイルドカードの枠を争うツインズとエンジェルスがともに負けていたため、あと1勝することが条件にあり、その1勝はヤンキース通算1万勝投手がかかっていた。田中は1万勝投手になることはできなかったが、翌日の1日のレッドソックス戦で4対1で勝利し、ワイルドカード進出が確定した。そして田中は初のシャンパンファイトに加わった。

 一発勝負となるワイルドカード。ポストシーズン進出にむけての最後の決戦という大舞台に田中投手が立つことになる。
まさに次回は田中投手にとって、エースとしてもその活躍が期待される大舞台が控えていることになるが、この日の悔しさをバネにいつもの田中投手らしい素晴らしいピッチングで、ヤンキースをポストシーズン進出へと導いてもらいたい。

(文・中薗麻衣

このページのトップへ


【関連記事】
第13回 いよいよMLBキャンプイン!2016シーズンを振り返る【後編】イチローが3000安打達成!そしてA・ロッドが引退」【MLBコラム】
第12回 もうすぐMLBもキャンプイン!2016年の10大ストーリーを振り返る!【MLBコラム】
第7回 開幕ダッシュ失敗のヤンキース!次なる手を探れ!【MLBコラム】
第5回 2015年MLB10大ストーリー【前編】「全米を沸かせたスタープレイヤーたち」【MLBコラム】
第5回 クジ11連敗のオリックスが取るべき戦略は「野手1位」。その理由とは?【知って得するドラフト豆知識!】
田中 将大(駒大苫小牧) 【選手名鑑】

プロフィール

中薗麻衣
中薗麻衣
  •  ニューヨーク在住6年目。現在、ニューヨークのTVプロダクションに勤務し、MLBをはじめNBA, NFLなどアメリカンスポーツ取材を2010年より行い、日本向けに、コラム執筆、取材リポート、映像編集、番組コーディネート業等、幅広く活動している。

     NHKスポーツニュース番組、「おはよう日本」スポーツコーナーMLBスプリングトレーニング等他多数。週刊ダイヤモンドオンライン「アメリカンスポーツビズの歩き方」コラム執筆、週刊NY生活「MLBコラム」、週刊NY生活TV、テレビ東京「海外いくならこーでね~と!」出演など。

  • twitter:@Maia_K_Nakazono

コメントを投稿する

コラム