第10回 【明治神宮大会】決勝 駒澤大vs明治大「随所に緻密な野球を発揮!駒大が13年ぶりの優勝!」2014年11月19日

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【目次】
[1] ゲームメイクした東野龍二の好投
[2] 相手の流れにさせない力投を見せる今永昇太(駒澤大)

[3] 随所に緻密な野球を展開した駒澤大!


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相手の流れにさせない力投を見せる今永昇太(駒澤大)

この試合最速148キロを記録した今永昇太(駒澤大)
2回戦の中部学院大に比べ調子を上げてきた

 6回裏、駒澤大は1番砂川 哲平(4年・明豊)が中前安打で出塁。2番前田の犠打で一死二塁のチャンスを作る。3番下川が凡退し、二死二塁の場面で、4番江越 大賀(4年・海星)が打席に立った。この時、二塁走者の砂川は走る機会を窺っていた。

「江越の適時打を期待するよりも、自分が三塁に進塁して、内野安打を狙ったほうが確率は高いじゃないかと思いました。投手のモーションを見て走れる気配は感じていました」 
そして砂川は1ボールから2球目に盗塁を敢行。見事に盗塁を決める。その後は砂川の思惑通りの展開になる。3ボールから江越は打ちに行き、遊ゴロとなったが、江越の俊足に慌てた明治大内野手陣はミス。敵失で駒澤大が1点を先制した。まさに泥臭い点の取り方だが、砂川の判断力、走塁技術が大きく活きた形となり、値千金の盗塁だった。

 この1点を6回から登板している今永が守る。今永は「東野が5回まで素晴らしい投球をしたので、抑えないといけないプレッシャーが凄かったのですが、本当に粘り強く抑えることが出来ました」と振り返るように、今永は間をうまく使いながら投球が出来ていた。相手のテンポに合わせることなく、じっくりと投球を行い、6、7、8回を無失点に抑える。7回表には最速148キロを計測。今永は「今日、一番指がかかったストレートだった」と振り返るように捕手ミットへ一直線に伸びるストレートだった。

 このままいくかと思われたが、8回表に二死満塁のピンチを招く。2番糸原海斗(4年・開星)。フルカウントに来て、今永のストレートがインハイに。糸原は振りにいってボールが当たってしまい、審判は空振り三振としてジャッジ。このシーンを巡って両チームとも抗議を行い、一時は騒然となる事態となった。

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駒澤大 3-0 明治大

123456789
明治大0000000000
駒澤大00000102X3

明治大:山崎、柳-坂本
駒澤大:東野、今永-高橋亮
二塁打:福山亮、江越(駒)

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