第10回 【明治神宮大会】決勝 駒澤大vs明治大「随所に緻密な野球を発揮!駒大が13年ぶりの優勝!」2014年11月19日

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【目次】
[1] ゲームメイクした東野龍二の好投
[2] 相手の流れにさせない力投を見せる今永昇太(駒澤大)

[3] 随所に緻密な野球を展開した駒澤大!


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随所に緻密な野球を展開した駒澤大!

13年ぶりの優勝を決めた駒澤大

 その裏、駒澤大は二死からチャンスを作り、二死一、三塁から再び4番江越に。投手は柳 裕也(2年・横浜)に代わっていた。江越は詰まりながらも捉え、打球はセンターとショートの間に落ちる安打となり、二者生還し、3対0とする。

 9回表、今永が先頭の高山俊(3年・日大三)に中前安打を許すものの、二死まで追い込み、最後の打者を空振り三振に打ち取り、試合終了。駒澤大が13年ぶりの5回目の優勝を果たした。

 駒澤大は随所で東都らしいち密な野球を展開した。まず先発の東野が緩急をつけ、コーナーをしっかりとついた投球でゲームメイク。そして6回裏の二死二塁から1番砂川の三盗でチャンスを作り、先制打は相手のエラーだが、それを呼び込んだのは江越の全力疾走。そして6回から登板した今永も、打者の弱点を徹底的に突き、ピンチでは相手のペースにさせない間合いの使い方。ただ能力の高さだけではなく、考えながら野球が出来ている。

 そういうチームはワンヒットからでも泥臭く点が取れる。この試合の点の取り方は綺麗な適時打ではなく、6回裏はエラーからの得点、8回裏の追加点も、ポテンになってからも、一塁走者まで生還する隙の無い走塁と一つ一つのプレーに意識の高さを感じられる内容だった。

 2001年から13年間。一時は二部落ちし、二部に長くいた時期もあった。そして去年のこの時期は入れ替え戦を経験していた。それだけに今年の駒澤大の躍進は目覚ましい。まだエースの今永、決勝戦で好投した1年生の東野が残るので、来季以降も東都で戦える布陣が揃う。この優勝を機に再び黄金時代を築くことが出来るのか。注目をしていきたい。

(文・河嶋 宗一

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第45回記念明治神宮野球大会

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駒澤大 3-0 明治大

123456789
明治大0000000000
駒澤大00000102X3

明治大:山崎、柳-坂本
駒澤大:東野、今永-高橋亮
二塁打:福山亮、江越(駒)

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