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第4回 MLBワールドシリーズ展望【後編】 「攻撃力は、勝負強い打者が揃うロイヤルズが優勢!」2015年10月28日

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【目次】
[1]対照的な攻撃力はどちらが優勢?
[2]速攻型か総合力か
[3]ワールドシリーズはどうなる??

 2015年10月27日(日本時間10月28日)にカンザスシティで開幕したワールドシリーズ。
前編では投手力を分析したが、後編では両チームの攻撃力を分析!そして総評と分析結果を踏まえたシリーズの予想をしていこう。

対照的な攻撃力はどちらが優勢?

 シーズン中に急激に変化したメッツと、昨季から継続して積み上げてきたロイヤルズ。打線の構成はほとんど対照的と言えるのかもしれない。

 4月から7月までは1試合平均3.5得点と低迷していたメッツ打線だったが、トレード期限にセスペデス獲得以降は大きく変わった。このキューバの大砲は、新天地での57戦で17本塁打を放ってニューヨークの新ヒーローになっている。

 加えて7月後半にファン・ウリーベ、ケリー・ジョンソンを獲得、期待の新人マイケル・カンフォートがメジャー昇格、故障離脱していたデビッド・ライト、トラビス・ダーノウも復帰。一連のテコ入れのおかげで、8月1日以降のメッツ打線は平均5.3得点とリーグ屈指の得点力を誇るに至った。

 ポストシーズンに入ると、伏兵マーフィーが通算9試合で打率.421(38打数16安打)、7本塁打、11打点という怪物的な大爆発。プレーオフ記録の6試合連続本塁打を継続し、打った相手もクレイトン・カーショウから2本、ザック・グレインキー、ジェイク・アリエッタ、ジョン・レスターから1本ずつと一流投手ばかり。シーズンでは今季の14本塁打が最高だった中距離打者の突然の開眼は、今度もニューヨークで語り継がれていくだろう。

 粒ぞろいのメッツ打線の懸念材料は、セスペデスがNLCS第4戦中に左肩の痛みを訴えて交代したこと。
ただ、10月24日の練習時に本人は「シリーズまでに準備は整うはずだ」と語り、ファンも胸をなでおろした。存在感たっぷりのセスペデス、絶好調のマーフィー、出塁率の高いカーティス・グランダーソンに率いられたメッツ打線は、ワールドシリーズでも得点力は保つはずである。

 一方のロイヤルズには、エリック・ホズマー、ロレンゾ・ケイン、マイク・ムースタカス、アレックス・ゴードンといった1年前のプレーオフを経験した野手の多くが残っている。さらにケンドリス・モラレス、ベン・ゾブリストといった新戦力も加入。
昨季より深みのある打線になった感があり、プレーオフ突入以降も11試合で63得点、15本塁打と好調を続けてきた。

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