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第1回 香川オリーブガイナーズ シーズン展望2013年04月06日

【目次】
[1]昨年度リーグ戦成績/クリーンナップを中心にバランスのとれた打撃陣
[2]投手陣は新人の成長に期待!

投手陣は新人の成長に期待!

 一方で投手陣は昨年16勝をあげた山野 恭介(現・広島東洋カープ)、抑えとして活躍したマエストリ(オリックス・バファローズ)は抜けたが、昨年8勝をあげた渡辺 靖彬、中継ぎとして活躍した酒井 大介、7勝をあげた大場 浩史が中心になるが、やはり新人投手の成長に期待したいところ。西田監督が期待するのは又吉克樹(環太平洋大学)、田村雅樹(中部大)の両投手。又吉はサイドハンドで140キロ台(最速144キロ)の直球を投げ込む本格派。田村は土庄高校出身で、生粋の香川っ子。卒業後は愛知大学リーグの中部大に進学し、大学3年に頭角を現した。通算5勝に終わったが、140キロ台の速球と制球力の高さを評価されて香川にドラフト4位指名を受けた。

香川オリーブガイナーズ 又吉克樹投手

 トータルバランスが整った投手として評価しており、1年目からローテーション投手として活躍を期待される。西田監督はさらに完成度の高い投手になるために変化球の精度を上げてほしいと課題を上げる。そしてNPB派遣選手から広島の永川光浩が加入した。若手、新人、NPB派遣選手が刺激しあってレベルの高い投手陣を築き上げることができるか注目したい。

 投手の持ち味を引き出すのは捕手次第。西田監督は牟禮平矩(むれ・たかのり) 、有山裕太、大川修也の3人の捕手をキーマンにあげた。牟禮は昨年まで神戸サンズに在籍。4本塁打と捕手ながらパンチ力がある打撃が持ち味で、首脳陣は打撃面での期待が高い。

 有山は大阪桐蔭高で全国制覇を経験、そして奈良産業大でも正捕手として大学選手権出場を導き、ベスト8進出に貢献。パンチ力ある打撃と強肩が光る好捕手だ。大川 修也伯和ビクトリーズから香川に入団し、昨年ヤクルトからドラフト指名を受けた星野雄大とプレーしている。星野と一緒にプレーして、学んだ経験を今年に活かしてほしいと西田監督は期待をこめる。

 西田監督は3人に期待しているのは投手の持ち味を引き出すこと。扇の要として全体を俯瞰し、的確な指示を送り、チームを優勝に導くこと。連覇の鍵は3人の捕手にかかっているといっていいだろう。

 現在、香川が取り組んでいるのは1年間戦える体力づくり。どんな技術が高い選手でも体力がなければ継続的に力を発揮することが出来ない。今は心技体の「体」を強くする期間だ。見据えているのはそして今年もファンから「ガイナーズは強かったな。選手が逞しくなったな、素晴らしい選手になったな」といわれるようにチーム力とチーム全体の技術力アップを目指し、連覇を目指す。

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