第6回 NPB入りを叶えることができるか?覚えておきたい独立リーグのドラフト候補たち2016年10月19日

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【目次】
[1] 四国屈指の速球派・福永 春吾が有望
[2] BCリーグは投手では山崎、安江。打者では岡下に注目

 投手では又吉 克樹(関連記事)、野手では今シーズン二度目の首位打者を獲得した角中 勝也と独立リーグ出身の選手の健闘が目立つ。今年、どんな選手が候補なのだろうか。

四国屈指の速球派・福永春吾が有望

徳島インディゴソックス・福永 春吾投手

 四国独立リーグでは福永 春吾(徳島インディゴソックス)がダントツだ。昨年から徳島のエース格として活躍していた福永だったが、昨年は悔しい指名漏れ。この悔しさをバネに活躍してきた。今年は6勝6敗、防御率1.38とリーグ2位の防御率を残した。今年は最速154キロまで伸ばし、調子が良い時はストレート一本でねじ伏せてしまう投球は大きなセールスポイントとなるだろう。ドラフトまで運命の時を待つ。

 そして徳島インディゴソックスにはもう1人、木下 雄介という速球投手がいる。木下は前期までコントロールが乱れる場面があったが、後半以降は活躍を見せて、28試合で1勝2敗3セーブ、防御率3.45。150キロを超える速球を武器にする木下に吉報は届くか。

 高知ファイティングドッグスの平良 成は、一時期、野球をやめていた時期はあったが、小中学生のときに一緒にプレーしていた島井 寛仁の存在を知り野球を始めたという異色の経歴を持つ投手だ。今季はクローザーとして、2勝2敗13セーブと好成績を残した。直球で勝負できる速球投手として注目したい投手だ。

 四戸 洋明(愛媛マンダリンパイレーツ)は伸び盛りの右腕。国士舘高時代からドラフト候補として注目されたが、今季7勝を挙げて、ブレイクを果たした。まだ20歳ということで人気になりそうだ。


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