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第32回 河田 直人選手(高知ファイティングドッグス)2014年10月18日

【目次】
[1]弘田澄男さんの出会いで打撃開眼
[2]苦手な走塁、守備に向き合って、走攻守全てに自信が持てるようになった
[3]フェニックスリーグでアピールをしていきたい
今年の四国独立リーグでは打者としてならば、ドラフト候補に挙がる河田 直人。愛知学院大を中退後2013年に高知に入団。1年目から4番に座り、打率.276、4本塁打と好成績を残し、2年目も打率.316と高打率を残した。この2年、河田はどんなことを学んできたのか。
弘田 澄男さんの出会いで打撃開眼

河田 直人選手(高知ファイティングドッグス)
――河田選手は、徳島の生光学園出身で、卒業後、愛知学院大に進学。進学後も、試合にも出場をしていましたが、そのとき、独立リーグに入ろうと思ったきっかけは何でしょうか?
河田 高校が徳島にあったということもあり、インディゴソックスの存在を知っていましたし、また高校の先輩である弦本 悠希(元広島)さんがNPBに進んでいたということもあって、憧れはありました。
たまたま高知ファイティングドッグスがトライアウトをやることをHPで見まして、自分自身、大学野球よりもレベルの高いところでやりたいという思いを常に持っていたので、すぐに受験を決めました。トライアウトではその場で合格といわれて、プレーすることが決まりました。
――1年目から打率.276、4本塁打と結果を残しました。やはり入団当時から打撃には自信を持っていたのでしょうか?
河田 走攻守の中で自信があったのは、やっぱり打撃です。それが自分のアピールポイントですから。
――大学野球から独立リーグへ。レベルの高い環境に対応するために取り組んだことは何でしょうか?
河田 監督の弘田 澄男さんとの出会いが大きかったと思います。弘田さんの指導は、バットを平行に出すこと。バットを平行に出して、軸回転で回ることを教えてもらいました。
僕は大学時代までそういうのを聞いたことがなく、それまで自分独自の方法でやっていたので新鮮でした。弘田さんに教えてもらったことをやった結果、今の自分があると思います。
大学時代まで長打を意識して、スイング軌道が縦でした。しかしそれだとバットが下から出ることが多かったので、ヒットゾーンが狭く、凡打が多かったです。今の打撃が出来るようになったことで、詰まった当たりでも、ヒットにすることが多くなり、打球も遠くへ飛ばせるようになり、長打も多くなりました。
――バットを平行に出すイメージでスイングをしたことで、いろいろなメリットが得られたのですね。
河田 左投手が多いですし、また球が速い投手が多い中、バットを平行に出すことで速い投手に負けないようになり、ヒットにすることができるようになっています。
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- 河田 直人(かわだ・なおと 外野手)
- 生年月日:1992年4月15日生(22歳)
- 出身地:大阪府
- 180センチ85キロ
- 右投左打
- 経歴:生光学園-愛知学院大(中退)-高知ファイティングドッグス
- 選手名鑑:河田 直人