- トップ
- インタビュー
- 2014年インタビュー
- ノース レイア 佐藤千尋 選手(前編)
第10回 ノース レイア 佐藤千尋 選手(前編)2014年04月10日

【目次】
[1]プロ3年目!今の心境は?
[2]中日・荒木、井端の二遊間コンビに憧れ
[3]高校までソフトボール部でプレー
右に左に打ち分ける巧みなバッティング。そして、快足を飛ばし、攻守にわたってグラウンドを駆け回る華麗な姿。プロ入り3年目の今年、もっとも飛躍が期待できる選手がノースレイアの佐藤千尋選手。
小学校の頃からソフトボール選手として活躍するものの、大学2年生まで野球経験がなかった佐藤選手がプロとして華々しく活躍できたのはどうしてなのでしょう? 子ども時代、野球を始めたきっかけ、プロ3年目にかける思いを直撃しました。
プロ3年目!今の心境は?

佐藤 千尋選手
――まずは、プロ3年目を迎えた現在の心境を教えて下さい。
佐藤千尋選手(以下、佐藤) 去年は一度も優勝できなかったし、とてもふがいなかったので今年は何としてでも勝ちたいです。自分の成績も大切ですけど、やっぱりチームとして勝つことにこだわっていきたいと思っています。
――1年目は兵庫スイングスマイリーズの選手として、打率.275。2年目の昨年はノースレイア所属で、打率.288。この成績を踏まえて、女子プロ野球選手としての過去2年間を振り返って下さい。
佐藤 1年目に比べたら、2年目は数字的にも少しは上がっていますけど、まぁ、ボチボチかな(笑)。
打撃では、周りにいいバッターがたくさんいるので、それと比べると「それまでの自分のフォームだと安定してヒットが出ないな」というのは感じました。守備では、これまでずっと基礎を固めてきたので、そんなに心配はないです。やっぱり、打撃で「いかに自分のスイングができるか」が課題です。
――プロ投手のスピードなどに戸惑いはありませんでしたか?
佐藤 スピードに関しては大学時代(北海道教育大学岩見沢校)に男子の中でやってきたので、プロに入ってからもそんなに苦ではなかったです。スピードよりも、むしろ自分のスイングが試合でできないことに戸惑いました。
【次のページ】 ノース レイア 佐藤千尋 選手(前編)(2)

- 佐藤 千尋(さとう・ちひろ)
- 所属:一関一高校(ソフト) - 北海道教育大学岩見沢校(男子硬式) - スマイリーズ('12) - ノース レイア('13~)
- 出身地:岩手県
- ポジション:内野手・外野手
- タイプ:右投左打
- 身長:161.9センチ
- 上記データは掲載時のものとなります。